不合格だった人へ
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昨日は福井県県立高校の合格発表がありました。
「合格しました!」というご報告が多い中、
「ダメでした」という連絡もありました。
家族みんなで喜び、ホッとしている方も多いと思いますが、
どう声をかけていいか分からない状態の方もいらっしゃるかと思います。
特に高志高校は倍率高かったので、今落ち込んでいる人も多いかもしれません。
ただ、僕から言えるとしたら、
高校を卒業してからの人生の方がずっと長いから、ということ。
昨日の「合格・不合格」の通知は、
「どっちの環境に進むか」という分かれ道が決まっただけの話。
すぐに過去の話になるので、未来の自分にはあまり影響しません。
学歴としては残っても3年後に充実しているかどうかは
自分のこれからの行動で決まるので。
進学校に入ったとしても安心して努力しなくなったら下がります。
第一志望でなかったとしても、劣等感をバネに努力を始めれば逆転する。
よくあることです。大きく変わることは社会に出てからもよくあることです。
「高校までが親の責任」と感じている親御さんも多いように思いますが、
もし大学を目指すなら、最終学歴は高校ではなく、大学。
つまり、不合格というのは悪いことが起きたわけではない、ということです。
これは慰めではなく、真実だと思ってます。
「負ければプライドは傷つきます。
だからこそ、もっと強くなりたいという気持ちにかられるのです」エディージョーンズ ラグビー日本代表監督
後から考えたら「あれでよかったな」と思えるように、是非胸を張って4月を迎えてほしいです。
笠井
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること