できる人のノート術 定規と消しゴムは使うな!?
ブログFROM 笠井伸春
同じ先生の同じ授業を受けているのに
家に帰ってきたときの理解度に差ができるのはなぜでしょう?
一つ、大きな原因は
授業の受け方、もっというと
授業ノートの取り方です。
もし、真面目な性格なのに
授業でやった問題ができないことが多い、
というなら
こんな風に授業を受けているかもしれないです。
「板書をきれいに写そうとして説明を聞き逃してしまう」
授業中にしょっちゅう首を上下させたり
カラフルで、きれいなノートづくりに夢中になっている子は要注意、、、です。
授業を受ける目的は
「理解すること」
ノートは手段であって目的ではないんですね。
授業ノートの取り方のコツ
そんなこと言ったって、写さないと、、、じゃあどうするの?
という話ですが、
授業ノートとまとめノート、
この2冊をつくるといいです。
授業ノート
要点を記録する、まとめノートを作るときに使う。
まとめノート
授業のあとで、授業ノートを見ながら
大事なことをまとめる。
→ テスト前に何度も見直すためにつくる。
まとめノートはひとりのときに
じっくり作ればOK
授業中は、先生が話しているときは
手を止めて、理解することだけに集中する
この一度の説明で、解法を覚えてやろう、という意識で。
板書は説明のあとにまとめて書くくらいでOKです。
「書く」時間を短くするコツは・・・
・定規は基本使わない
→線はフリーハンドでかく。
・消しゴムも使わない、時間かかるし消しかすも出るし、、、
→間違いはバッテンして横に書きはじめる
定規や消しゴムを使って
きれいにまとめるのは、まとめノートにしましょう。
さて、
お子さんの学校での理解度はどうでしょうか?
「今日は、何を習ってきたの?」
僕がマンツーマン指導のとき、
よくする質問です。
日々の理解度がわかる質問なので
お子さんにも聞いてみるといいと思います。
授業のノートを見ながら
「ええと、連立方程式という単元で
こういう計算のやり方でとける」
のように、
要点を説明できるようになれば理想的ですね。
最初は難しいと思いますが、
改善点をアドバイスしながら
繰り返していくことで授業の受けた方の質がよくなりますよ。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること