(おすすめの本) 英単語の語源図鑑 (かんき出版)
ブログFROM 笠井伸春
英単語の暗記、
効率よくやりたいと思いませんか?
英語は語学なので
単語の暗記はかかせませんが
どれだけの語彙数が必要かというと
センター英語で
約1500単語で90%
約2400単語で94%
約4000単語でほぼ100%
東京大学の合格に必要なのは
約6000語
と言われています。
どうやったら、効率よく覚えられるか?
都麦出版の鳥居先生も
おすすめの本があるので
紹介したいと思います。
3ヶ月で20万部売れているとのこと。
1つの単語ずつ丸暗記するのではなく、
語源(元々の意味)を学ぶことで
効率的に英単語を覚えられるし
知らない単語の意味も連想できるという本です。
どういうことかというと
たとえば、
lavatory(ラバトリー) 洗面所、トイレ
laboratory(ラボラトリー) 実験室、研究室、ラボ
似ていてややこしいわけですが
分解して語源を見てみると・・・
lavatory → lava (流れる) + ory (場所)で、流れる場所 → 洗面所、トイレ
laboratory → labor (労働) + ory (場所)で、働く場所 → 実験室
語源を知っているだけで覚えやすくなりますね。
また、なぜ語源を知ると語いを増えやせるかというと・・・
lava(流れる)語源の単語
laundry 「洗濯物」
lavish 湯水のようにお金を使うことから「気前がいい」
lava (流れる)「溶岩」
lavender かつては洗濯物の香り付けなどで使われていた「ラベンダー」
(書籍より)
一連の単語をまとめて記憶しやすくなります。
もう一つだけあげると
injection (インジェクション) 注射
↓
in(中に) + ject(投げる) + ion(もの)
丸暗記だと厳しいものも
核になる語源をおさえることで覚えやすくなりますね。
著者によれば
「語源を意識した単語学習は英米でもしていない」とのことですが、
日本人には合っている学習法ともいわれています。
たとえば「鯣」という漢字を見て
読めないけど、さかなへんだから魚の一種だな、
そういう覚え方になれているので。(ちなみに「するめ」です)
語い力アップの助けになればと思います。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること