家庭教師のオアシス

ハンバーガーメニュー
オンライン無料面談 無料体験申し込み
LINE FACEBOOK
オンライン無料面談 無料体験申し込み 教室見学 お問い合せ

Blogー ブログ ー

(勉強のコツ) 得点力アップの基本

ブログ

FROM 笠井伸春

o1426100814252307057

先日、
あるご家庭での面談のとき
こんな相談がありました。

「そのときは理解できるのに
テストになるとできません」

あなたのお子さんも
そういうときってないですか?

原因はほぼこれです。

身につくまでやってない、
わかったつもりの段階でやめてしまう、
ということ。

このことで
田坂広志さんのメルマガから
わかりやすい話があるので紹介しますね。

 


「知識」という錯覚

 

プロ野球の大打者であった落合博満氏が、
テレビで、試合の解説者をしていたときのことです。

その日のピッチャーは、
切れ味の良いフォークボールが決まり、
三振振の山を築いていました。

それを見たアナウンサーが、聞きました。

 落合さんなら、あの鋭いフォーク、どう打ちますか。

その質問に対して、
落合氏は、答えました。

 あのフォークを打つことは、できますよ。
 あの球は、鋭く落ちるから、
 落ちてから打ったのでは、打てない。
 だから、落ちる前に打てば、良いんですよ。

この話を聞いた瞬間、
思わず、「なるほど」と納得しました。

しかし、すぐに、
この話の怖さに、気がつきました。

打撃の奥義を語った、その見事な解説に、
思わず、自分でも、
そのフォークが打てるように感じてしまった。
その錯覚に気がついたからです。

そして、それが、
我々が、いつも陥る錯覚であることに、
気がついたからです。

 

深い智恵を、単なる知識として学び、
その智恵を、身につけたと思い込む。

我々は、いつも、
その錯覚に、陥ってしまうのです。

 

2004年1月12日

田坂広志


 

「ああ、わかった!」と
思わせる説明をするのは
あるレベル以上の教師なら難しくないです。

大事なのはそのあと。

自分のものにできるかどうか、
定着させること。

このフォローの有り無しで
できるかできないかが決まるんです。

 

得点力のある人は
これがわかっています。

なので、一度正解した問題でも
自分の中で完全にできるまでは○にしません。
また繰り返すように印をつけたりしています。

塾や家庭教師で
教わりっぱなしになっていませんか?

完全に自分のものになるまで
繰り返す習慣ができるといいですね。

 

笠井伸春

 

オアシスではご家庭とのスムーズなコミュニケーションのために、LINE@のトークも利用しています。
モバイル端末から連絡先を追加いただくと、LINEからトークができるようになります。
家庭教師のオアシスをja
LINE ID: @cim4849p

メッセージやご相談をお受けしています。
お気軽にどうぞ。

>> 笠井伸春ブログ一覧 <<


◆執筆者紹介

スクリーンショット 2016-04-26 12.44.15

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

PAGE TOP