小学校のうちにやっておくべきこと
ブログFROM 笠井伸春
先週、オアシスの講師が集まって
指導方法などの勉強会をしました。
その中で高校教師と元小学校の先生の
話で興味深いことがあったのでシェアしたいと思います。
高校の先生
「ローマ字を理解していない生徒がいるんです。
Good morning, Ken.で
グッドモーニングは読めるけど、
Kenが読めない・・・
聞いてみると、どうも
ローマ字をマスターしてないようで。
小学校で習っているはずですよね?」
元小学校の先生
「習いますが、小3のとき
2週間やって終わりなんです。
理解が不十分なままの子も
少なくないでしょうね」
今、小学校では
学習内容も増える一方で、
いろんなイベント、
たとえば田植えなどの体験授業など
どんどん学習以外の時間も増えてきて
学習の基礎になる国語・算数(読み書き計算)の
指導時間が減っているのが原因、とのこと。
高校でローマ字ができてないってのは
極端な話と思うかもしれないですが、
実際ある話です。
小学校の情報の時間で
キーボード入力しないのかな、
と思ったんですが、
実際は紙に書いたキーボードなどで
時間も週に1時間もない、とか、、、
マンツーマン指導では
どこからつまづいているのか
チェックしながら進めますが
ローマ字のように中学よりさらに前、
小学校の範囲まで戻ることもあります。
理解しているかどうか意外とチェックできていない
ローマ字だけでなく、
小学校のうちに、外さずにやっておくべきこと
それは、読み書き計算です。
うちの子は当然わかっているもの、と思っていませんか?
一斉授業には限界があるので
意外なところが理解できてないことはよくあります。
小数、分数計算
計算のやり方の意味の理解
面積などの公式の意味の理解
比・数量関係
漢字の読み書き、基礎的な文章読解
お子さんは理解できているでしょうか?
学校や塾まかせにしていて
あとで気がついた、ということがないように
一度チェックしてあげるといいと思います。
笠井伸春
追伸
共働で勉強を見る時間がない、という方、
僕らが力になりますので相談してほしいと思います。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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