新しくはじめるなら塾か家庭教師か?
ブログFROM 笠井伸春
新学期の今、
新しく塾や家庭教師を考えている、
という相談を知人から受けました。
塾か家庭教師か、
どっちがいいのか迷うことはないですか?
どっちがいいか、それは
子どもの性格と学び方の特性や環境によります。
集団塾のメリット
塾は他の子もいるので、
お互いライバルとしての刺激があったり
自分もがんばろう、という意識も生まれるかもしれません。
そういう子は集団塾がいいですね。
家庭教師より
指導料が安いというメリットもあります。
でも、競争や集団が苦手な子もいますね。
それなら家庭教師が向いています。
周りの目を気にしなくてもいいので。
家庭教師の方が向いている子
家庭教師を依頼される子には
あえて同じ学校の子がいない
別の地域の塾に通うことも考えていた、という話も聞きます。
集団の中にいることに
疲れてしまっていたが、
自宅で落ちついて勉強できる
家庭教師にしてよかったという子もいますよ。
マンツーマンのメリット
家庭教師は1対1なので
集団塾や個別指導塾よりも
指導料の単価は高くなります。
それでも、家庭教師が良いという
一番のメリットがあります。
それは、
問題を解く過程をチェックできること。
個別指導塾は
先生1人に生徒2,3人。
先生が教えている間、
他の生徒は演習しています。
どこで迷っているか、
解き方のクセまでは見られません。
でも、勉強は
解く過程を身につけることが大事。
○か×だけの指導だと、
同じミスを繰り返したら
解けない原因に気がつくのに遅れることがあるので。
たとえば、英作文で
「私は土曜日にテニスをします」を
I play tennis on Saturdays.
と書けたとしても、
I am play・・・と書こうかと迷っている様子があれば
ああ、be動詞と一般動詞がごっちゃになってるかな、
と気がつけるので、文法の復習を教え直すこともできるので。
成績優秀な子も家庭教師が良い理由
わからないこと自体がわからない、という場合、
細かくみられるマンツーマンの家庭教師がおすすめです。
一方で、成績優秀な子も
マンツーマン指導でまだひと伸びすることがよくあります。
自分でどんどん進められる子でも
聞ける人がいなかったり
聞けない性格だと
わからないところをそのままにしてしまうことがあるので。
そこを指導してあげることで
さらに伸ばすことができますよ。
以上、塾・家庭教師選びの参考になればと思います。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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