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宿題が多すぎてやるべきことができない問題

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FROM 笠井伸春

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「学校の宿題が多すぎて
毎晩11時頃までかかります。
自分の苦手なところを勉強する時間がありません・・・」

先週、
はじめて面談した生徒Aさんから聞いた話。

学校によって
宿題の内容・量は違いますね。
かなり量が多い学校もあります。

そんな中、
習い事やスポーツに打ち込んでいて
時間が限られていたりすると
深夜までかかることになります。

そうすると・・・

寝る時間が遅くなり、睡眠不足になる
     ↓
次の日の授業中に眠くなる
     ↓
脳への吸収率が下がる
     ↓
復習が必要な範囲が増える

という負のスパイラルに入ってしまいます・・・

家庭教師の面談をしていると、
この「宿題が多すぎてやるべきことができない」問題に悩む生徒は多いです。

 

しかも、このAさんの学校の宿題で
特に時間がかかるのは直しノート、とのこと。

それ自体はいいんですが、話を聞くと・・・

「問題文も全部写さないといけないんです」と。

社会とか理科の長い問題文も手書きで・・・

それは勉強ではなく、作業ですね。
その作業に時間を多く使う、とのこと。

直しノートの目的は理解し直したり、覚え直すことなので
問題文はちゃっちゃとコピーして貼ってしまえばいいんです。

作業は勉強ではないので、
写すのが趣味でない限り、意味がない時間です・・・

だったら、その時間を
自分の復習すべきことに使った方が成績は良くなります。

 

もし、次のような状態なら
学校の先生に相談してみることをおすすめします。

・宿題が勉強ではなく、「作業」になっている

・宿題が多すぎて、自分のやりたい勉強をする時間がない

・睡眠時間が充分にとれていない

・内容が難しすぎて、答えを写すだけになっている(本人に合っていない)

 

とは言っても
先生に意見したりクレームをつけるのは
気が引ける、角が立つ、などと思っていませんか?

「意見」はしなくていいです。
状況を知ってもらう、「相談」という形で伝えれば大丈夫です。

というのは、
学校の先生は悪意があって
宿題を多く出しているわけではないからです。

学力を上げるため
生徒のためをを思って
課題を考えている熱心な先生のはず。

でも、クラス全員にマッチした課題を出すのは
物理的に無理があるし、
家でのひとり一人の状況は知ることができませんね。

まともな先生なら
今のお子さんの状況を知らないだけなんです。

だから、
こういう状況なんですがどうしたらよいでしょうか?
という「相談」という形で伝えてみるといいと思います。

打ち込んでいる習い事やスポーツ、
友だちと遊ぶ時間も
心の成長や社会性を身につけるために必要ですから。

できるだけ、有意義な時間を過ごさせてあげたいですね。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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