2018年度県立高校入試
ブログFROM ツバキ
早いもので、中3生は学診まで残りひと月となりました。
受験までも半年を切りましたね。
泣いても笑っても、本番は一回だけ。
笑って飾れるように、今はわき目も振らずに勉強に打ち込みたいものです。
2020年の教育改革に向けて、今学習指導要領や入試がどんどん変わっていますね。
ご存知の通り福井県立高校入試では現在の中3生が受験する2018年度の入試から新しく導入されるものがあります。
1. 英検による加点
実用英語技能検定(英検)3級以上取得者に英語の試験点数が加点されます。
これを受けて学年全員が学校で英検を受ける、という学校もありますね。
加点する点数は、当初の方針が見直され、
「英語の試験点数と加点の合計の上限を100点とし、100点を超える分は加算しない」
という加点方法になる、という案が出ています。
≪出典: 福井新聞≫
英検3級取得者に5点、準2級10点、2級以上15点の加算は変えないが、満点はどの級も100点にするようです。
例えば準2級取得者が95点試験で取ったとして、加点は5点までで、満点100点、というふうになります。
2. 難易度別に2種の問題
これまでは、どの学校もすべて同じ問題が出題されていましたが、
数学(大問6問)と英語(大問4問)のうち、大問1~2問程度(配点15~25点)で、難易度が異なる二つの問題が出題されます。
各学校・学科がどちらかの問題を選択するようになります。
理由は、数学と英語は生徒によって点数にばらつきがみられることから、
一部の問題を学力に応じた内容にすることで、時間いっぱい入試に取り組めるようにすることが狙いのようです。
全国共通テストを見据え、入試では記述式の問題がこれまでより5%増え、
全教科とも全体の20%(1/5)が記述式になります。
知識を知っている、だけでは歯が立たず、資料(写真、図、グラフ)などを見て、考察する力、
なぜそうなるかを考える力、論理的に説明する力が試されていきます。
普段から、なぜ?どうして?と考える癖をつけていきましょう。
そして、解説を熟読し、わからないものはチェックして先生や家庭教師にわかるまでとことん聞いていきましょう。
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)