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不登校生のタイプ

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takimoto

FROM ツバキ

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もうすぐ新学期がはじまります。多くの生徒さんが「始まっちゃう…もっと休みだと良いのに」と思う頃でしょうね。それと同時に不登校などが増えるのもこの時期。

最近、臨床心理士の友人と話していたとき、不登校生の話題になりました。
彼女は福井で医師たちからの評判が高い認知行動療法のスペシャリストです。
カウンセリングや講演会、また、学校や仕事場での心理ケアをしています。

彼女も不登校の生徒さんが増えていると認めています。
そして、不登校には2つのタイプがあるそうです。

 

1つ目は、「うつ」によるもの

16~17歳は「うつ」の好発年齢でいちばん発症しやすい時期とのことです。
特に女子は周期的なホルモンバランスの変化があります。
このホルモンバランスの変化で婦人科系の器官にも影響を与えるため、
体調不良⇔うつ
と相互に関係するそうです。

 

2つ目は、スマホによるもの。

スマホが原因で不登校になるケースです。
これは、
スマホで夜中まで遊んでいる
     ↓
授業中眠たい
     ↓
体調不良・授業についていけない
     ↓
学校を休む
     ↓
「○○、最近来ないね」と友人関係が疎遠になる
     ↓
ネットの中の繋がりにのめり込む
・・・
という悪循環。

この行動療法として、親御さんがスマホなどを預かり、学校へ行くなどの達成ができたら時間を決めて端末を渡すように、など専門的にアドバイスしているそうです。

しかしこの場合、親御さんがスマホやタブレットを買い与えっぱなしで、使い方についてリードできていない、ことに原因があるそうです。
親御さんは、「自分の子どもは布団に入ったらそのまま寝ている」と思っていることが多いそう。
でも、実際は・・・
夜遅くまでスマホをやっている。

最近の若者言葉に「親フラ」という言葉があります。
これは、「親フラグ」の略で、親が近づいてきてる状態、親が来ている気配のある状態を意味するようです。「今親フラ中だから(スマホをやめる)」などのように使っている模様。
このような言葉が使われていることからも、
「親の見ていないところで何をしているか」
を暗にさし示しているように思います。

 

2つのタイプの見分け方

もちろん、「うつ」タイプの子もスマホを触ることは多いでしょう。
ですから、どの子がどちらのタイプかの見分けは学校の教師たちにも難しいとのこと。
どのように見分けるかというと、
本来興味があった事をできているか・いないか

もともとおしゃべりが好き、友だちと遊ぶのが好き、読書が好き、アウトドアが好き、ゲームが好き・・・
            ↓
しゃべりたくない、字を見たくない、家から出たくない、ゲームもいい・・・
この場合が「うつ」のタイプ。

でも、
もともとゲームやネットが好き
      ↓
ゲームやネット・動画にはまる
この場合は「うつ」ではなく、スマホ依存になる、とのことでした。

彼女によると学生の5人に3人はうつ、2人はうつではなくスマホ依存のようです。

正しく見分けて、適切な対応をできるようにしていきたいですね。

 

ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)


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