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7つの習慣

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FROM 笠井伸春

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今、久々に「7つの習慣(ビジネス書のベストセラー)」を読み返してます。

その中に子どもへの接し方について
面白い話があったのでシェアしたいと思います。

 

ある高校での話。

入学テストの結果をもとに
生徒を2つのクラスに分けた。

A組・・・優秀
B組・・・それ以外

担任の先生にはこう伝えたそうです。

「A組の生徒はIQ120以上。
学ぶ意欲も強い。

B組はクラスの雰囲気を見てもらえば
わかると思うが、
意識はそれほど高くないし、A組ほどの能力はない。
期待しすぎないように」

ところが、実はこのクラス分け、
コンピューターのミスで
A組とB組が逆になっていたことが
後になってからわかったそうです。

本当はB組の方が優秀な生徒たちだった。

 

で、面白いのは数ヶ月後の試験の結果。
本当は優秀だったB組は14ポイント下がり、
本当は劣等だったA組は18ポイント上がったそうです。

先生の言動や接し方に差があったのでしょう。

目の前の生徒は学ぶ意欲もあり優秀だ、と
可能性を信じて接するかどうかで
こうも変わるものなんですね。

 

7つの習慣の著者コヴィー博士自身、
息子の子育てに悩んでいた時期があったそうです。

小学生の息子は、
テストはさっぱりで、どう書いていいかもわからない様子。
運動もダメで、ピッチャーが投げる前からバットを振ろうとする。
まわりからも馬鹿にされていたそうです。

息子の能力の低さが
よく夫婦の話題になっていた。
このままではまずい、と。

しかし、あるとき、内省して気がついたそうです。
これは息子の問題ではなく、
自分の見方が間違っていたのではないか、と。

 

本当に息子のことを思っていたわけではなく、
うまく子育てすることで
自分自身が社会的に評価されたかったんだと。

いままで息子にラベルをはろうとしていた。
息子には本質的な価値がない、という思い込みがあった。

息子は遅咲きなんだろう。
人と比べるのではなく、
本来の息子の良い面に目を向けよう、と。

で、息子と野球の練習するようになったようです。

「ボールをよく見てから
バットを振るんだ。
大丈夫、できるようになるから」

 

いまの成績が悪いからダメとか、
評価していませんか?

伸びる分野は必ずあります。
可能性を信じて接してあげたいですね。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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