セルフイメージ=やる気
ブログFROM 笠井伸春
行動はセルフイメージが決める
先日、実家に帰ったときのこと。
僕が小学生のときの成績表が出てきました。
(もう30年も経つんですね・・・全く覚えていません・・・)
テストの結果もありました。
小学生のテストなので
90〜100くらいだっただろう、
と勝手に思って見てみると・・・
国語80
算数85
理科75
社会70
・・・
親に聞いても
小学生時代は
毎回それくらいだった、とのこと。
おそらく、僕の成績は
平均かそれ以下だったということです。
「ほんとに?」という感じで
全く覚えてなかったんですが、
勉強しだしたのは中学からだったんですね。
中学1年のときは数学30点台だった
という友人もいます。
彼は国立大学に行き、
今は数億円規模の会社の社長です。
何が言いたいかというと、
彼も僕も
いつからか思っていたことがあります。
「自分はできる」
セルフイメージというやつですね。
セルフイメージとは、
自分が自分のことをどう思っているかということ。
もし、今より良くなりたいなら
「俺はできる」「私は素晴らしい」
と思ってください。
とりあえず、根拠はなくてOK。
そういうと、
それって自己暗示しろって話?
と思うかもしれませんね。
でも逆に
ネガティブな自己暗示をかけていませんか?
「どうせ無理だ」
「どうせ俺なんか」
「模試も最悪だったし、どうせ受からない」
先生や親や周りの評価から
そう思うようになった生徒は多いです。
一度そう思うと、
無意識に頭で繰り返すようになります。
ネガティブな自己催眠ですね。
この状態では力を発揮できません。
セルフイメージは
ポジティブな方にあげてください。
「自分はできる。
今は準備段階。
それだけのことはやるわけだから
必ず〇〇大学に合格できる」
生徒と話していると、
モチベーション高いなあ
よく頑張ってるよな
という生徒もいれば、
低い生徒もいます。
モチベーションは
セルフイメージと比例しています。
なぜかというと、
人はセルフイメージ通りに行動するからです。
たとえば、
英語の成績が同じくらいの二人がいるとしましょう。
一人は
「私は英語が苦手」
と思い込んでいます。
セルフイメージは苦手であることを維持しようとするので、
英語を勉強しようとしません。
もう一人は
「英語は得意だ」
というセルフイメージを持っています。
得意な人として
スキマ時間に予習復習したり、
学校以外の教材で学習しようとします。
頑張って勉強するというより、
セルフイメージ通りの自分として
自然にやる。
セルフイメージと違うのは違和感があるので。
数ヶ月後の二人はどうなっているか、わかりますよね?
今の成績とは関係ないんです。
目標があるなら
それに合うセルフイメージを持ちましょう。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること