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頭のよくなる勉強法

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FROM 笠井伸春

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早いもので高校は1学期期末試験のシーズン。

それで昨晩、急きょテスト直前対策の授業をしてきました。

高校数学の命題(pならばq・・・)やら
2次関数の最大最小などわからないところが多い、とのことで。

僕は何度も教えているので
多分このあたりかな、と思いつつ
多くの高校生がつまづくポイントを解説してみると・・・

「うん・・・??」

どうやら、つまづきの場所は高校ではなく
中学の範囲のところだと判明。

中学まで戻って解説したところ
高校の範囲の基礎のところまであっさり理解できました。

中学の内容は理解していることが前提で進んでいるので
1対1で、細かく確認しながらでないとわからなかったと思います。

 

この生徒は数学が苦手、とのことでしたが
数学的な思考力をつけていくことは誰にでもできます。

理数系の科目で力をつけるために必要なのは・・・

 

負荷をかけること

負荷をかける、というのは
少しだけ難しい問題をやらせてみること。

簡単すぎず、難しすぎず。
少し高いレベルの思考で脳に負荷をかける。

それを繰り返すことで
少しずつ深く考えられるようになってきます。

 

反復や勉強時間の長さだけでは考える力は育たない

一時期、小・中学生に百ます計算を繰り返しやらせるのがはやりましたが・・・

確かにゲーム性があって
最初は面白いかもしれないし、

数の計算、算数としての初歩的な計算のスピードは
あがるのかもしれません。

でも、学年が上がっていくとあまり意味がなくなってきます。
数学に必要とされるのは抽象的な思考力ですから。

(大学数学では文字ばかりの計算で、2とか3とか数自体の計算はほとんどしません)

反復練習は必要ですが、
それだけでは負荷がないので
「考える力」のトレーニングにはなっていなんですね。

スポーツで言えば、
野球の試合で強くなりたいのに
ずっとキャッチボールだけ繰り返している感じでしょうか。

 

あと、「とにかく長時間勉強させている」というお母さんがいましたが、、、

思考力のトレーニングに必要なのは、
反復の量でも時間の長さでもなくて考えさせること、です。

小学生なら先の学年の本を読ませる、
中高生なら少し難易度の高い問題を考えてみる、など

それが頭のよくなるトレーニングになります。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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