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成績アップは可能性を信じることから

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FROM 笠井伸春

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以前、学習障害(LD)と診断された中学生を担当したことがありました。

親と、子ども福祉関係の担当者とも話しましたが、
二人とも学習についての可能性を
あきらめている様子がありました。

人と同じようにはできない、と。

 

でも実際は彼には集中力があり、
いつも真剣に僕の授業を受けてました。

確かに今の学年の問題は
理解できていないところが多かったけど、
さかのぼって教えると、
着実にできる範囲は増えていきました。

できなかった問題ができるようになったとき、
うれしそうにしてて、僕も楽しかった。

「おお、やっぱりやればできるな」
そういう声かけをよくしてました。

(後でわかってびっくりしたましたが、
学校では授業態度が悪くて有名だったようです)

中学3年生のとき、計算ミスはあるものの、
ルートの計算ができるようになりました。

お母さんは
「え?あの子、ルートの計算ができるんですか?」
と何度も聞き、うそでしょ?というお顔でした・・・

これは僕の経験した話でしたが、
ある実験の話もご紹介します。

 


知能テストが普通の子を担当する先生に嘘を伝えました。

「この生徒は今はたいした事ないように見えるが
知能テストで素晴らしい成績が出た。
見込みのある子だ」と。

すると・・・

その子の成績がとても良くなったそうです。
生徒はそのことを知りません。


 

原因は、先生の意識の変化だと思います。

「必ず伸びる」
と信じて生徒の扱いや熱意が変わったんですね。

「この子はできない」
と心に思っているとそれは伝わります。

伝わった本人は
「ああ、できないんだな」
とモチベーションも下がり、
勉強しなくなったり
やっているフリをするようになります。

「やっても無駄」
なんて考えていたら行動に移せないですからね。

 

逆に、
「今までは本気でやってなかっただけ。
元々の能力はあるんだから
やり方が身につけば必ず伸びるに違いない」

そう信じていたら・・・

接し方が変わり、
本人も自分の可能性を信じるようになります。

「生徒の能力が・・・」
という前に気に留めておきたいことですね。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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