自分用に教科書をカスタマイズしよう
ブログFROM ツバキ
授業中以外でどれほど教科書を開いていますか?
3月の学年終わりの時期(特に受験後)になる、
教科書をたくさん開いたので分厚くなっている人、
4月とあまり変わっていないようなきれいなままの人、
2通りに分かれるように思います。
定期テストにでるほとんどは教科書から、確認テストも基本知識は教科書なので、教科書を参照することはとても大切だと言えます。
では、どのように使えばよいでしょうか?
- マーカーで大事なところに線を引く
- 付箋を貼る
- ポイントを書き込む
まずは、マーカー。
たいてい重要語句は太字のゴシック体になっていますが、それ以外にも語句の説明や因果関係など、
テストに出やすいものもあります。
それをチェックするのに大切なことは・・・
授業をよく聞くこと
授業中に先生が「大切なところ」、「テストに出るよ」と教えてくれるので、内職せず、よく聞きましょう。
また、家庭教師の先生もこれまで何回もテストをやってきているので、どれがどのような出し方をされるのか、
よく分析し精通しています。
それで、
「これはかなり出る」、
「これはこういうふうに聞かれるよ」
「こう聞かれたらこう答える」
などと教えてくれたことも、要チェックです。
どこにどのように引くかの基準は人ぞれぞれでよいですが、引きすぎに注意。
大切そうに思うところや文章すべてに線を引くと、塗り絵のようになって、
逆にどれが本当に大事かわからなくなってしまいます。
大事な語句だけに引くようにしましょう。
付箋を使っていますか?
私はよく使っています。
特におススメなのが100均 Seriaに売っている、透明なタイプで本から出る部分だけ色(5色展開)がついているもの。
本に貼る部分は透明なので、張ったところの文字や図が隠れないんですよね。
高校生の時にこのタイプが発売され、それ以来愛用しています。友だちもかなり使っていました。
テストに出やすいポイント
間違えやすいポイント
覚えにくいポイント…
などのページに付箋を貼ります。
ただ貼っただけだと、何がそのページなのかわからず、貼りっぱなしになってしまうので、
本から出ている部分に見出しを書くのがおススメです。(インデックスもいいですね)
↓これは私が高校生の時に使っていた英語の文法の教本・単語帳です。
自分なりのジャンル(重要構文や文法・イディオム別など)で色分けして、
タイトル(「付帯状況のwith」や「原形不定詞」など)を書いて、
間違ったときだけでなく、ふと迷ったときなどにもすぐに引けるようにしました。
そのうち付箋を見なくてもどこに書いてあるかわかくらいに、何度も何度も繰り返し参照していました。
そして、関連事項で大事なことを書き込みます。
例えば、
英語
先生が書いた例文
テストの出方(問題と考え方など)
先生の一言etc.
社会・理科
先生の説明
教科書には書かれていないが、テストには出てくるもの
(例)理科の2分野 単子葉類か双子葉類か区別する植物の例、単細胞生物か多細胞生物か区別する生物の例など
(テストには教科書には載っていない植物や生物なども出てきます)
有効活用して自分だけの教科書を作っていきましょう。
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)