英語のノートのとり方
ブログFROM ツバキ
中学生や高校生の英語の指導をしているとき、
学校の授業の予習の話をすることがあります。
学校によって、単語の意味調べや訳文などの宿題として「予習」があるところと、
そのような宿題がないので、授業で初めて教科書を見る、というところがあるようです。
先日の、オアシス代表のブログ小学校と中学校の違い。中学の勉強のコツでは、
“はじめて見る英文を目で追いながら先生の解説を聞く。そうしながら黒板を写す。
これらを同時にやって、すべてを理解するのはむずかしいことなんです。
だから、前日の夜、5分でもいいので予習しておきましょう。
サラッとでも本文に目を通しておくんです。
そうすれば、先生の説明を余裕をもって聞くことができるので、理解しやすくなります。
(もちろん、本文・単語を書いておき、単語の意味を調べておくのがベストです)”
とありました。
私も同感です。
私の出身中学では、英語の授業の前は
単語の意味調べ・単語10回練習・教科書の英文写し・訳文
がセットで宿題になっていたので、授業前に一通り内容を把握できるようになっていました。
今思えばとてもありがたいことでしたね。
中学・高校の先生に教えて頂いたノートのとり方がとても勉強しやすかったので、
担当している生徒さんにもおススメしています。
これは主に高校の時のノートのとり方ですが、中学でも使えます。
ノートの見開き2ページを使います。
- 左ページに英文、右ページに日本語訳を書き込みます
- 英文の中で新しく出てきた単語を同じ行の右側のスペースに書き、意味を右ページの左側のスペースに書きます
- 英文も日本語訳も1行ずつ間を空けて書きます
こうすることで、空いている行に授業中の説明や重要なポイントを書き込めます
(サンプル)
↓こんな感じです。
英文写し・単語の意味調べ・日本語訳までが家での予習。
ボールペンで書いてあるような、文法の説明・日本語訳の直しは授業中に。
重要な文法は下に例文も書いておきます。
とても見やすく、テスト前も効率よく文法・英訳の確認をすることができました。
中学生の場合は英単語と意味だけでもよいですが、
高校生になるとそれぞれの単語の品詞も一緒に書くことで覚えられます。
例えば、名詞(n.)、動詞(v.)、前置詞(prep.)、形容詞(adj.)、副詞(adv.)など
動詞の場合はさらに他動詞(v.t.)か自動詞(v.i.)に分けることもできます。
さらに、派生語も参考に書いておくのもいいですね。
例) 「imagine(v.)想像する」を習ったときに「imagination(n.)想像」も一緒に書いておくなど
次の授業で進むであろう範囲をこのように予習していくと授業についていきやすくなります。
だいたい1時間くらいかかるので、習慣にするには根気が必要です。
でも、とても効果的なので、特に「本気で英語を伸ばしたい!」という方、ぜひやってみてくださいね!
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)