定期テストと入試の関係性
ブログ
FROM: ツバキ
2月末~3月初めは期末テスト。
3年生は来週県立入試。
1・2年次の中間・期末テストと入試の関係性を考えたことはありますか?
中間・期末などの学校の定期テストは、主に授業で習った事や教科書を中心に基本的な知識・理解を問う問題が多いです。
みなさんが2~3カ月に1回(3年生になるとほぼ毎月になりますが)受ける確認テストは、
難しいイメージがあると思いますが、確かに発展的な応用問題が多く、傾向としては入試に似ているでしょう。
- 入試に繋がる
- 出題者の意図がわかる
基本的な知識・理解は、家を建てる時で言う「土台」の部分にあたります。
土台がしっかりしていなければ、その上に家は建たないか、一応組み立てても、すぐにぐらついてしまうでしょう。
同じように、入試では発展問題も多いですが、それらは基礎の知識の上に成り立つものなので、それなしで解くことはできません。
肝心な基礎力を築くための定期テスト、それが固まって確認テストで応用問題が解けるようになってはじめて、
本当に力が付いたと言えます。
そして何より、テストに出るものには理由があります。
それは…
・みんなが間違えやすいから
・重要度が高いから
言い換えると、入試に出やすいから
ある意味、入試までのプレテストかもしれません。
そして、定期テストはみなさんの学校の先生が作っていますね。
テストが返って来ると、解答・解説も配られます。
その解説は、テストの問題を作成した先生ーつまり出題者ー自らが作成しているので、
「テストでどんな問題が出るか」
「どのような過程で考えるか」
「どの言葉・言い回しが入って点数が付くか」
「どこまでで中間点が付くか」
…といった出題者の意図を読み取ることができます。
定期テストを頑張る理由として、多くの生徒さんは
「その後の成績に入るから」と思っているでしょう。
それも大切な理由の1つですが、入試まで長期的に実力をつけるためにも、これを上手に活用しない手はありません。
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)