入試直前にやってはいけないこと、やるべきこと
ブログFROM 笠井伸春
さて、いよいよ入試直前という受講生が多いので、
今日は、抑えておいたほうがいいことを紹介しますね。
新しい問題集には手をつけない
直前に、新しい問題集には手をつけないほうがいいでしょう。
消化不良の中途半端な状態で入試をむかえてしまう危険があるからです。
自分の自信につなげるためにも、
復習の効率的にも、
今までやってきた問題集や参考書を繰り返しましょう。
あせって特別なことをするんじゃなくて、
これまで通りのルーティンを今日もやるだけです。
ただ、作文や小論文がある時は、
最近のニュースをチェックして自分の意見を書けるようにしておきたいですね。
あと、過去問や問題集の国語作文や英作文は自己採点できないと思います。
必ず、先生にチェックしてもらってください。作文は助言を受けることでうまくなっていきます。
過去問は目的を持ってやる
過去問をやる目的はなんでしょう?
合格点を取れているか確認するのが一番の目的ではありません。
一番の目的は、
「自分がどんな分野が苦手か知ること」です。
それで「あ、この問題苦手だな」と気が付けば、
その周辺の問題を復習していけばいいわけですね。
時間配分の目安としては、
過去問に取り組む時間を1とすると
問題集や参考書に取り組む時間は2~3くらい
が効率いいと思います。
1日のリズムを入試の時間に合わせる
生活のリズムが夜型になってしまっていませんか?
もし、朝、ぼーっとしがちなら、
今のうちに早めに起きるリズムに切り替えておきましょう。
だいたい頭がしっかり働くまでは3時間くらいかかるので、
試験開始時刻の3時間前には起きるようにしておくといいと言われています。
習慣になるまで2週間くらいかかるので、
2週間前からは入試の日と同じ生活リズムにしておくといいといいですね。
もちろん、風邪をひかないように体調管理も。
栄養バランス、うがい、手洗いなど。
当日の準備は入念に
筆記用具はそろっているか、
持ち込みが禁止されている物がないか、
チェックしておきましょう。
当日の交通機関のチェック、シミュレーションも。
あと、よくやりがちなのが、前日早く寝すぎること。
早く寝すぎると、夜中に起きてしまって朝まで十分に睡眠をとれないことがあります。昨日と同じ時間に寝ましょう。
以上、参考になれば幸いです。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること