「夢がない」って、悪いこと?
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先日、中学3年生の塾生に、進路指導のためのアンケートを書いてもらいました。
その中の「将来の夢(10年後・20年後の自分は?)」という欄に、ある生徒たちはこう書いていました。
「わからない」
「特にないです」
実はこういう答え、最近とても多くなっているように感じます。
正直に書いてくれたことはありがたいんですが、それを見て、「ああ、やっぱりか…」と、少し考え込んでしまいました。
不安と「夢」の空白
その生徒がなんとなく不安そうな表情をしていたのが印象的でした。
かといって、焦っている様子ではないんです。
むしろ「どう答えたらいいのかわからない」「何か書かなきゃいけないの?」
そんな戸惑いのような空気もありました。
でも、僕はその気持ちがとてもよくわかります。
僕自身、中学生のときに「10年後の夢は?」なんて聞かれても、たぶん、明確には答えられなかったと思います。
夢が「ない」のではなく、「まだ出会っていない」
今の子供たちが「夢がない」と言うと、大人としては心配になりますよね。
「このままで大丈夫だろうか?」
「何かやりたいことを見つけさせなきゃ」
でも、それは焦らなくても大丈夫です。
なぜなら、多くの場合「夢がない」のではなく、
「自分の“好き”や“得意”にまだ出会っていない」だけだからです。
夢がない子供に、今できる3つのサポート
「将来の夢がない」と書くのは特別なことでもありません。
僕たち大人ができるのは、「夢がない」ことを責めたり焦らせたりすることではなく、
安心して“探し続けていいんだよ”という空気をつくることだと思っています。
具体的には、次のような関わりが役立つかもしれません。
①「やりたいことは?」ではなく「最近ちょっと面白かったことは?」と聞いてみる
いきなり夢を聞かれると、大人でも困ってしまいますよね。
だからまずは、「この前、ちょっと楽しかったことある?」
「最近、気になってることってある?」など、小さな“好奇心”の芽を一緒に探していくと良いかもしれません。
②「目標がなくても、今を楽しめてたらOK」と伝えてあげる
夢がなくても、今を丁寧に過ごすことで未来は自然に開けていきます。
毎日の授業をまじめに受けたり、部活を頑張ったりしている中に将来のヒントが隠れていることって、よくあります。
③「一緒に考えようか」
親や先生が「夢を持て」と言ってしまうと、子供はプレッシャーを感じがちです。
でも、「一緒に探そう」「まだ見つかってないだけかもね」と言ってあげることで、子供は安心して「自分って何が好きなんだろう?」と考えられるようになります。
まとめ:「夢がない」ことを責めず、問いを一緒に持つ
「あなたの夢は何?」という問いに、まだ答えが出せなくても大丈夫。
僕たち大人にできるのは、その問いを一緒に持ち続けることです。
誰だって、自分の夢に出会うタイミングは違います。
でも、それは急かすものではなく、 「出会いに行くもの」「育てていくもの」なのかもしれません。
もし、あなたのお子さんが「夢なんてないよ」と言ったら、 少しだけ寄り添って、こう聞いてみてください。
「そっか。じゃあ、今日ちょっとだけ楽しかったことってある?」
その小さな一歩から、 10年後の未来が静かに動き出すかもしれませんね。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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