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「家庭教師って意味あるの?」という声に、実例でお応えします

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「家庭教師って結局、親が子供に勉強させるための手段でしかなくて、成績も上がらないんじゃない?」

今週、ある方から、そんなご意見をいただきました。

たしかに、家庭教師と聞くと「受験対策のため」「塾に通えない代わり」といった“手段”としてのイメージが強いかもしれません。あるいは、親が自分の代わりに“勉強させる”ための存在ととらえている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、僕たちが見てきた現場では、家庭教師がもたらすのは単なる勉強の指導だけではありません。

むしろ、大切なのは「子供の勉強に対する意識を変えるきっかけを与えること」だと考えています。

今回は、実際に福井大学医学部に通うS先生の指導によって意識が大きく変わった中学生のケースをご紹介しながら、家庭教師の本質的な役割についてお話ししたいと思います。

勉強嫌いだった中学2年生の意識が変わっていった話

S先生が担当したのは、中学2年生の男の子。

通知表の成績は、全体的に平均かやや下あたり。特に数学が苦手で、授業でも先生の話についていけず、提出物もギリギリになりがち。家ではほとんど勉強せず、スマホやゲームの時間が多いという典型的な「勉強に苦手意識があるタイプ」でした。

お母様も悩まれていて、初回面談でこうおっしゃっていました。

「勉強しなさいと言っても全然やりませんし、言えば言うほど反抗的になるんです。もう親が何を言っても無理な気がして・・・」

よくある話ですよね。

この時期の子供は、親に反発したい気持ちと、どうしたらいいかわからない不安が入り混じっているものです。

そんな状況の中で、S先生が大切にしたのは「まず子供の話をよく聴くこと」でした。

家庭教師は“教える人”ではなく“影響を与える人”

S先生は、福井大学医学部の現役生。毎日5〜6時間の勉強をこなす生活を続けながら、医師を目指して努力を重ねています。

そんなS先生が、最初の数回の授業では焦って勉強を進めるのではなく、子供の状況を丁寧にヒアリングしました。

「今、どこが一番苦手だと思う?」
「学校の授業、わかってる感じしてる?」
「勉強って、何のためにやると思う?」

こうゆう質問に対して、この生徒は最初は言葉少なでしたが、少しずつ「実は、授業のスピードについていけないことが多くて、どうしたらいいかわからなかった」ということを話すようになったとのことです。

そして、S先生は自分の経験もまじえながら、こういったことを伝えたそうです。

「僕も中学生の頃は数学がすごく苦手だった。でも、苦手なところを一つずつ整理して、自分に合ったやり方を見つけたら、だんだんわかるようになったよ」

「今では1日5時間以上勉強してるけど、それも“やらなきゃ”じゃなくて、“やって当たり前”って思えるようになった」

この話が、このお子さんの心に火をつけたようです。

「意識の高い人」と関わると、基準値が変わる

勉強に限らず、スポーツでも仕事でも、「できる人」と一緒にいると、自分の“普通”が変わっていきますよね。

たとえば、部活動で全国大会レベルの選手が日々努力している姿を見ると、「あ、自分まだまだなんだ」と思うのと同じです。

この子も、S先生と関わる中で、

「この人が“普通にやっていること”を自分もやってみたい」

という気持ちが芽生えました。

そこから、授業がない日でもS先生との約束を守って「毎日30分だけでも机に向かう」ことを続けるようになりました。1ヶ月後には、数学の小テストで自己ベストを更新し、「やればできるって、ちょっと思えるようになった」と笑顔を見せてくれたそうです。

家庭教師の本質的な価値とは?

もちろん、家庭教師にも相性やタイミングがあります。でも、私たちが何より大切にしているのは、「子供の気持ちに寄り添い、自然に意識を引き上げていくこと」です。

学校や塾のように“集団の中の一人”ではなく、“自分のためだけに時間を使ってくれる大人”と接することで、子供は安心感を得て、心を開いてくれることが多々あります。

そして、信頼できる相手の言葉だからこそ、素直に受け止めて行動しやすくなるんですね。

追伸:親としてできること

もし今、子供がなかなか勉強に向き合えず、親として焦ってしまっているなら、

まずは「変わるきっかけ」がまだ訪れていないだけかもしれない、と思ってみてください。

子供は、きっかけさえあれば大きく変われます。そのきっかけをつくるのが、家庭教師という存在です。

特に、福井大学医学部やプロ講師のような、努力を積み重ねてきた講師との出会いは、勉強の内容以上に「学ぶ姿勢」「考え方」に強い影響を与えてくれます。

家庭教師は、子供に勉強を“やらせる人”ではなく、
勉強に対する“姿勢を変える人”

僕たちはそう考えています。

「うちの子にも、そんな出会いが必要かもしれない」

そう思われたときは、ぜひお気軽にご相談ください。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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