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「目標はあるのにやる気が出ない…」その原因は“ごほうび”かもしれません

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新しい学年が始まったかと思えば、もう6月に入ります。早いものですね。
授業もだんだん本格的になってきて、テストや部活、委員会…忙しくなってくる時期です。

「そろそろ気合い入れなきゃ」と思っていても、

「なぜかやる気が出ない…」
「やらなきゃいけないのに、ついスマホを見ちゃう」
「目標はあるけど、勉強する気が起きない…」

そんなふうに感じること、ありませんか?

今日はそんなあなたに伝えたい、「やる気が続かない理由」と「本当のモチベーションの育て方」について、心理学の視点も交えて、詳しくお話ししますね。

外からの「ごほうび」では、やる気は長続きしない

「今回のテストで○○点取れたら、新しいスマホケース買ってあげる!」
「宿題終わったら1時間だけゲームOKにする!」
「赤点とったらスマホ没収!」

こんなふうに、やる気を出すために「ごほうび」や「罰」を使っている人もいるかもしれませんね。

これは、心理学でいう「外発的動機(がいはつてきどうき)」と呼ばれるものです。

つまり、自分の外側にある「評価」や「報酬(ほうしゅう)」「罰」をきっかけに行動すること。

この方法、一時的には効果があります。
たとえば「今回はスマホを守るためにがんばろう!」とテスト前に集中できることもあります。

でも、社会人での調査では・・・

給料を上げても社員のモチベーションは1週間しかもたない

という海外の研究結果もあるんです。人間って「ごほうび」にはすぐ慣れてしまうんですね。

「慣れ」がモチベーションを奪っていく

最初はうれしい「ごほうび」も、2回目・3回目となると感動は薄れていきます。

たとえば・・・

  • 「ごほうび」がもらえることが“当たり前”になってしまう
  • もらえなかったときにやる気が下がる
  • 「ごほうびのためにやってるんだよね」と自分でも思うようになる

結果として、行動の目的が「自分の成長」や「達成感」ではなく、「誰かに認められること」や「何かをもらうこと」になってしまいます。

するとどうなるか?

何もなくなったとたん、やる気がゼロになってしまいます・・・。

やる気が長く続く人には“内なるエンジン”がある

それに対して、もうひとつのやる気のタイプが「内発的動機(ないはつてきどうき)」です。

こちらは、

「自分がやりたいと思っているからやる」
「知りたい」「できるようになりたい」といった気持ち

など、心の中から自然に生まれる動機です。

たとえば

  • 推しの誕生日を全部覚えてる
  • 好きなゲームの攻略情報を自分で調べて試してみる
  • 苦手な数学でも、図形の問題にだけワクワクする

これ、全部「内発的動機」で動いているんです。

誰かに「やりなさい」なんて言われなくても、自然にやっていることってありますよね?

実は、そういう時こそ一番、集中力もパフォーマンスも高くなるんです。

「内なるやる気」を育てる3つのステップ

では、どうすればこの「内発的動機」を育てることができるのでしょうか?

やる気が自然と湧いてくるために、大切なのは次の3つです。

① 小さな目標を“自分で”決める

「今日は英語のワークを3ページやる」
「わからなかった問題を1問だけ解き直す」
「30分だけ集中してみる」

こういう“小さな目標”を、自分で決めること。

誰かに「やれ」と言われたからではなく、自分で選んだという感覚が大切です。
この「選んだ感」があると、自分の行動に責任を持てるようになります。

② できたことに気づいて、しっかり認める

たとえば

  • 苦手だった問題が、今日はスラスラ解けた
  • 昨日より10分長く勉強できた
  • 予定通りに寝ることができた

これ、全部すごいことです。

「どうせみんなできてるし…」なんて思わずに、自分の変化にさんと気づいて、
「お、よくやった!」って自分で自分をほめてあげることです。

やる気が続く人は自己肯定感をあげるのがうまいです。

③ 「やらされてる」から「やってみたい」に変える工夫

もし、「英語の勉強=つらい」と思っていたら、こんな工夫もおすすめです。

  • 洋楽の歌詞を訳してみる
  • 好きな海外ドラマのセリフをまねしてみる
  • 自分で「意味がわかるようになった!」という瞬間をつくる

「これは勉強だ」と思うと身構えてしまうけど、「遊び感覚」で近づけると、自然に興味がわいてくることもあります。

最後に:やる気は、いつもあなたの中にある

「やる気が出ない・・・」と落ち込むこともあるかもしれません。
でも、それは“あなたにやる気がない”のではなくて、
“やる気の出し方をまだ知らないだけ”なんです。

大切なのは、「どうなりたいか?」を自分で思い出すこと。
自分の中にある「なりたい自分」「できたらいいな」と思う気持ちを大切にすること。

そして、「その気持ちを育てる」行動を、ひとつひとつ積み重ねていきましょう。

自分自身の「やる気スイッチ」はなんですか?

一つ、二つ、三つと、見つけていきましょう。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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