過去問は何回も同じ問題を解いた方がいいですか?
ブログ「過去問は何回も同じ問題を解いた方がいいですか?」
もうすぐ高校入試のある中学生から質問がありました。
よく「何度も復習するのが良い勉強法だ」といいますからね。
でも、過去問の場合は少し違ってきます。
過去問を解くのは基本的には1回です。同じ問題を何度も繰り返すのはオススメしません。
なぜかというと、ワンパターンの繰り返しになってしまうので、下手をすると時間のムダになりかねないからです。
スポーツでいうと、同じ試合を繰り返しているイメージでしょうか。
反復練習するべきことと、それを生かして試合をすることでは目的が違いますね。
ただ、直しができているかの確認で2回目を解くことはあるかもしれません。その場合、とるべき問題は一つも落とさずにすべて取り切らないとダメです。間違い直しができていないということになってしまいますから。
初めての問題を間違ったり解けなかったりすることは悪いことではないです。それをダメと言うことはないです。
でも、同じ間違いを繰り返すのは見過ごせません。かなり厳しく注意しています。
過去問は何回も解くというより、できなかったところを深く考えたり調べたりして完全に自分のものにしていくのが良いやり方です。
間違い直しノートはオススメ
間違えた・できなかった問題はできるようにしておく必要があります。
だから、間違い直しノートを作って、弱いところだけできるまで復習するのはおすすめです。
上に問題文のコピーを貼り、下に解答や重要ポイントを書いておく。
後日、下を隠してできるかをチェックしたり思い出したりするのに良い方法です。
自分のできなかった問題だけを復習できるので効率よくテスト対策ができますね。
繰り返しやるべきなのは、体系的にまとまっている問題集。過去問をやって弱点を見つけたら、まとめの本や問題集で単元やテーマ別に弱点をつぶしていくのが効率が良い受験勉強です。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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