わが子は全力で勉強すべきだ、という思い込みを外してみると・・・
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「全然勉強してくれない」
「受験生なのにやる気が見られない」
「暇さえあればはまっていることに夢中で、勉強に気持ちが向かない様子です・・・」
というようなお悩みを今週、何人かのお母さんから聞いたところです。
子どもの反抗的な態度にも腹が立つ、という方も。
わが子に奮起してほしい。それは誰もが当然思っていることだと思います。
でもですね、子どもは親の思うようには育たないことがほとんど。
親のその思いを子どもに強いたときから、たいがいは不幸がはじまります。
ますます勉強しなくなったり、親子関係が長期間こわれるきっかけになったりします。
他人と過去は変えられない
わが子とはいえ、自分とは価値観の違う別の人間です。自分以外の人の心はコントールできません。
自分がコントロールできないことに努力しても仕方がないことです。
たとえば、配偶者の性格を変えることってできますか?ほとんど無理ですよね。親を変えるのも無理なことだと思います。
まず、認めることから
じゃあ、何をやっても無駄かということそんなことはないです。
人は、今の自分を否定する人の話は聞きません。あなたもそうだと思います。
でも、自分の今を受け入れてくれる人の話は聞く気持ちになるものです。
まずは、子どもの現状にOKを出してあげましょう。
これができるかどうかは、「わが子は全力で勉強すべきだ、という思い込み」を外せるかどうかだと思います。
ただ、なんとなくやる気になれないのかもしれないし、頑張りたくても頑張れないときもあるでしょう。
また、何か気に入らないことがあったり、ちょっとしたことが壁になっているかもしれません。
いきなりアドバイスするのじゃなくて、まず話を聞くこと。聞くが100%くらいでいいと思います。
その状態がダメじゃない。それでOKなんだと伝えること。
これを感じると安心できます。安心はやる気のもとになります。
同情じゃないですよ。共感してあげることです。
これが本当にできると、親子関係が良くなり、子どももおかしな方向には行きにくいと思います。
工夫する
その上で、本人がどうしたいのか?
勉強だけが人生ではないので、それ以外のことでも受け止めた方が僕はいいと思います。
それでもし、勉強がんばりたいというのなら、環境を工夫してあげることですね。
- 一緒に勉強する
- 応援していることを伝える(押し付けではなく本心から)
- 子どもに合った塾に通わせる、家庭教師をつける
ちょっと最近思ったことを書きました。参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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