お盆前。

個別ゼミ中学部、夏期講習の受講生に渡しているのが、「お盆休み課題」

まあ宿題です。

お盆くらいは休んだら？という考えもあるでしょう。

でも、「休む」の反対語は「はたらく」で勉強するの反対語ではないですよね。また、そもそも勉強は知的好奇心を満たしてくれるものだったり、できることが増えていく達成感も感じさせてくれるものです。

それに、受験に必要で仕方なく勉強しているタイプの人にとっても、1週間何も勉強しないと、あとで損することが2つあると思います。

①勉強習慣がくずれてしまう

一度何も勉強しなくなってしまうことが続くと、せっかく身につけきた勉強習慣が崩れてしまいます。

そうなると再び習慣を身につけるまでに余計な心のエネルギーと時間がかかってしまいます。

こぎ始めが一番力のいる自転車と同じで、多少ゆっくり目になったとしても、こぎ続けた方が楽に遠くまでいけますね。

②夏休み前半で覚えたことを忘れてしまう

お盆休み前までに触れてきた前の学年までの内容や、夏休み前までの勉強内容にまったく触れないと、うろ覚えの内容の多くを忘れてしまいます。

これはもったいないですよね。

また、学校の宿題が残っているなら、お盆までに終わらせて、休み前のテスト対策の時間をつくりたいですね。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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