【日商簿記検定】その道の一流の人から学ぶ
ブログ先日、「高校では全商簿記しか対応していないので、個別に日商簿記検定対策をお願いしたい」というご相談がありました。
うちの簿記対策のプロ講師(M先生、日商簿記1級)に担当してもらうことになりました。
簿記って3種類あるんですね。
M先生に聞いてみると、
日商:日本商工会議所が主催。最も有名。
全経:全国経理教育協会が主催。専門学校生が受験することが多い。
全商:全国商業高等学校協会が主催。商業生が高校在学中に受験できる。
商業科の高校生が受けるのが、全商簿記。
でも、一般的に企業が重視するのは、日商簿記。というわけで、日商の資格を持っておきたいというのは当然なのかなと思います。
<合格率>
日商1級:約10%
2級:約15〜30%
3級:約40~50%
全経上級:約15~20%
1級:(商会)約30~40%(原工)約50~60%
2級:(商業)約30~40%(工業)約70~80%
3級:約50~60%
全商1級:(会計)約40~50%(原価)約40~50%
2級:約60%
3級:約50~60%
全商1級は、簿記検定の頂点で、「会計に関するスペシャリスト」と言われています。
毎年受験者が10名程度だと、何年も合格者が出ていない地域もあるとのこと。
学ぶならスペシャリストから学べ
何がいいたいかというと、何級を目標にするにしても、選べるなら一流の先生の方が生徒にとって良い学びにつながる、ということです。
3級目標のとき、3級受かった人から学んでもいいでしょう。しかし、さらにその先を知っている人から学べるならその方がいいですよ。
ただの野球好きのおじさんに学ぶよりも、プロスポーツ選手から学んだ方が早くうまくなりそうですよね。
検定試験でも、科目の勉強も同じ。わかっている人ほど、基礎を大事にするし、どこに力を入れて勉強したらいいのかわかるので、指導内容も的確で生徒の勉強内容もよりよくなるでしょう。
勉強よりもやり方を学ぶ
あと、学び方の話をすると、やり方を学んでマネしてほしいです。
知識を教えてもらうのはもちろんなのですが、より価値があるのは普段の勉強の進め方です。
また、目標までの勉強の進め方を聞くようにするとよりうまい受講の仕方になると思います。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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