勉強嫌いから勉強好きになった子の特徴
ブログ学年が上がるにつれて勉強が嫌いになっていき、中学1年生の今は勉強から逃げるようになりました、という話を聞きました。
しかし、一度勉強嫌いになった小中学生の中にも、勉強が好きになる子もいます。
これについては、ベネッセと東大の研究所の追跡調査があって、それによると、勉強が嫌いと答えていた子の1割が、後に勉強が好きだと答えを変えているのです。
嫌いから好きに変わった子と、嫌いなままの子の比較分析があるので、その中の2つを紹介したいと思います。
Q 親は子どもにどのように関わっていましたか?
①勉強を教えて、励ましていた
好きになった子 YES 33%
嫌いなままの子 YES 26%
②励ましはしないけど、勉強を教えた
好きになった子 YES 31%
嫌いなままの子 YES 39%
③勉強は教えないけど、励ましていた
好きになった子 YES 9%
嫌いなままの子 YES 12%
④勉強を教えないし、励まさない
好きになった子 YES 28%
嫌いなままの子 YES 23%
励ましにはほめる要素も入っていたそうです。ほめるって子育てで良いことだ言われていますよね?
ところが、③の励ましだけでは、好きに変化した子は9%と一番低くなっています。。。
勉強教えつつ、励ますのが効果的と言えますね。
ただ、偏差値の高い大学生への調査では、親から勉強を教えてもらっていない割合の方が大きい、というデータもあります。なので、親が勉強を教えることはマストではない、ということです。
また、ほめるのがダメではなく、もちろん、努力をしたときは、そこを具体的にほめてあげるのは良いことです。
さて、次も差が大きかった質問です。
Q 何がわかっていないか確かめながら勉強していますか?
好きになった子 YES 54%
嫌いなままの子 YES 31%
好きに変化した子は、どこが苦手かを確かめながら勉強していると答える割合が多くなっています。
自分の苦手を確認しながら勉強する、というのは子どもにはまだ難しいことだと思います。
これは早めに周りが気がついて、意識させてあげるといいですね。
励ますだけになっていませんか?
お子さんは、何がわかっていないか確かめながら勉強していますか?
マンツーマン指導では、この2つをサポートしています。この面でも僕らを活用していただければと思います。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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