【勉強のコツ】プリント学習より1冊を仕上げた方が伸びる理由
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今週も何人かの高校生や保護者の方から勉強の相談がありました。
学校の課題を深夜2時までやっていることもある、という親御さんの話や
定期テスト前ということで、学校課題を優先したい、塾の課題はどうしましょうという話もありました。
まあ、自分がやりたいことをやったらいいと思います。「やらなきゃ」という思いもあるでしょう。怖い先生もいますからね。
ただ、僕の気持ちとしては、力をつけたいと真剣に思うなら、勉強できる人のやり方を素直にマネしてほしいなあと思います。
たとえば、次のやり方だと、どちらの方が伸びると思いますか?
① 3冊の問題集を1回ずつやる
② 1冊を3周やる
①だと思うのが多数派です。多くの問題に触れた方がいいだろうと思うのが普通なので。
しかし、実際は圧倒的に②が勝ちます。
だからできる人の方が少数派なんです。
難関大や医学部に受かっている人の中には、
「学校課題のプリントいっぱいやったから受かりました」とか
「定期テストの勉強がんばったので」とかいう人はほとんどいません。
「自分に合った1冊の参考書・問題集を何周もやっていく中で仕上げることですね」という人がほとんどです。
なぜそうした方が良いのか?
理由はいくつかあるでしょうが、大きいのは、
・できる問題とまだ完璧じゃないところを自分で把握しやすいこと、不十分なところを中心に復習することで効率がよくなること
・同じ問題を繰り返した方が定着しやすいこと
などがあると思います。
仮に自分で理由が分からない勉強法でも、うまくいきたいなら、うまくいった人が共通してやっていることをマネしましょう。
みんな受験ははじめてなんですから。
何か参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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