【勉強のコツ】小中学生のよくある間違った勉強法
ブログ間違った勉強のやり方を一つ紹介します。
というのも、間違った勉強法には、ヒントがあるからです。
間違った勉強をしないようにすれば、良いやり方に近づくことになります。
今日紹介するのは、特に「このページを早く終わらせたい」という気持ちが強いときにやってしまいがちなやつです。
それは、途中までのプロセスを飛ばし飛ばし書いて埋めていくやり方。
どういうことかというと、たとえば、中3数学で
(例題)x² – 2x – 4= 0 をxについて解け
x² – 2x = 4 【① まず、定数を右辺に移して】
( x – 1 )² – 1 = 4 【② xを含む項を、(○○)²の形にしてまとめる】
( x – 1 )² = 5 【③ 定数を右辺でまとめる】
x – 1 = ±√5【④ 平方根をとる】
x = 1±√5【⑤ 答え】
(以下、練習問題10問)
こういうページを勉強しているとします。
すると、①を読んだ段階で、練習問題すべて①までの式を書いていく、という・・・
1問1問解いてくんじゃなくて、途中までを書いていく、というやり方です。
100%間違った勉強法とはいいませんが、できるようになることを目的にするなら効率はよくないです。
野球でいうと、バットを持って、
構える→下ろす→構える→下ろす
を繰り返している感じでしょうか。
構えてから振り切るまでの動きをチェックしながら、一連の動作を繰り返した方が練習になりそうですよね?
正しくは、
①②③④⑤の手順を理解してから、1問ずつ最後まで解く、です。
(言ってみると当たり前なんですが・・・)
さらに良いのは、10問全部解いてから丸付け・直しをするよりも、少し解いたらすぐに丸付け・直しをすること。
勘違いがあったらすぐに修正できるので。
勘違いや間違った解法で解き進んでしまうと時間をムダにしてしまうかもしれません。
同じ時間を使うなら、効果的にやっていきたいですね。
以上、参考になれば幸いです。
追伸
あまり効率がよくないなあ、というやり方をしている様子を見ると、じゃあ教え方をこうしよう、と先生の方もやり方を良くしていけます。
そういう意味でも生徒はいろんなことを先生に教えてくれていると思います。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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