【共通テスト】もう英文法はやらなくてもいい?Can can can cans.【←意味は?】
ブログ今月のOS講師の勉強会。
今回は、英語の先生と大学受験勉強に使える参考書研究をしました。
その中で、文法はどこまでやるべきか?という話題に。
というのも、2021年1月からはじまる大学入学共通テスト。
英語は、リーディング(読解)とリスニングだけになるので、発音・アクセントや文法単独の問題がなくなります。
じゃあ文法の勉強しなくていいのかというと・・・
しないといけません。もちろん。
中には文法を意識することなく、多読の中で感覚的に身につける人もいて、それも正解です。
しかし、どういう勉強をするにしても、結果として文型と品詞が身についていないと・・・
長文もリスニングも文字や音は理解できても、文章の意味をとることができません。
例えば、予備校で有名な竹岡先生いわく、
Can can can cans.
この文、どういう意味かわかる?
高校生にテストすると、半分は白紙だそうです。
で、書けた生徒の答案は・・・「できる できる できる できる」
・・・
以下、竹岡先生の解説より
①Can ②can ③can ④cans. とすると、
肯定文なので、①は主語、つまり名詞、だから「カン(さん)」(名前・固有名詞)
②は助動詞のcan「できる」(動詞なら三単現のsがつくか過去形のはず)
③は助動詞の後なので、動詞のcan「を缶詰めにする」(他動詞)
④は他動詞の後なので、名詞のcan「缶」の複数形
だから、
「カンは缶を缶詰めにすることができる」
という訳すことができる、というわけ。
ちなみに、SVOの第3文型という型になっています。
いくら単語が分かっても、読めても聞き取れても、文型と品詞を知らないと意味がとれないことが分かってもらえたかと思います。
しかし、英語って同じ言葉でもいろんな品詞がありますね。日本語と違うところです。
だから、単語を覚えるときも、これはこの品詞だけ or 別の品詞もある、という風に「品詞」について意識しながら勉強して、できる受験生になってほしいと思います。
追伸
最近は、音声が簡単に確認できるだけなく、有名講師の解説映像がついている本も増えています。
また、構成も様々な工夫があって僕らのときよりも格段に自分で勉強しやすくなりました。いいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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