【新高1へ】高校と中学の勉強は何が違うのか?
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(このテーマは前にもブログで書いた気もしますが、改めてまとめてみます)
先週は「遊んでました」という新高校1年生の声がまあまあ多かったです、、、
しかし、いよいよ明日は教科書などの教材が配られる登校日。これからどんな感じだろうと期待と不安を感じているかなと思います。
新高1は4月が大事
これからはじまる高校3年間を考えると、最初の4月が大事になることを知っておいてほしいと思います。
高校は中学とは違って、同じくらいの実力の生徒ばかりが集まったクラスでの横一線のスタート。入試直後はあまり差がない状態です。
しかし、多くの人がのんびり過ごすこの春休みに差がつきやすいのは事実です。しかも今年は、ずっと休みで時間があります。
では、今、何をやっておけばいいでしょう?
進学校の場合について伝えますね。
高校入学前の今、やっておくといいこと
1. まずは数英の総復習。理解できていない分野はなくしておこう
ここでは進学校の場合について。
高校の授業は、中学の内容を理解していることが前提の内容です。
特に数学と英語。苦手な単元をそのままにしていると、授業を受けても分からない分野ができてしまいます。
苦手があるなら基礎レベルまででいいので復習しておきましょう。高校から春休みの宿題が出されるようなら、それを使って丁寧に復習しておきましょう。
2. 中学とは進むスピードが全然違う
中学では、いろんな学力の生徒がいるので、平均的な生徒に合わせた内容とスピードだったでしょう。
でも、高校では自分と同じくらいの学力の生徒が集まったクラス。特に進学校や特進クラスはハイスピードになります。
「最初からあまりの速さにびっくりした。数学Aで習う確率などが分からなくてあせりました」
by 藤島高校1年Mさん
3. 内容もレベルアップする
「理数は苦手だから、暗記分野で得点してきた」というタイプだったら要注意!
基本を理解していないと対応できない内容になります。
「なんでこの公式が使えるのか?」
「その定理の意味することは何なのか?」
興味を持ちながら、なぜ?と考えながらやっていきましょう。それが応用力をつけるための土台になります。
ただ、難しいと言っても、高校入試の問題とはまた違う難しさです。中学範囲の基本ができていて、高校でも基本からしっかり進めていけば大丈夫です。
これは難関大を目指している人も同じ道を通ります。
4. 高1の4月から入試は始まっている
新大学入試制度では、高校3年間の成績「評定」平均も入試の一部になります。
評定を決めるのは定期テストなので、高1の1学期の定期テストから、もう入試の一部ははじまっているということですね。
高3になってから「1年の時からやっておけばよかった」と悔やむことがないように好スタートを決めたいですね。
5.充実した3年間に!
中学まではやらされていたことも、高校からは自主的に活動する場になります。
4月から始まる部活と勉強。高校3年間を「充実した3年間」にするためにも、今、やるべきことに手をつけましょう!
追伸 最近の読書

10万部以上売れているだそうです。40代、50代以上の書評が高く、また田坂先生の著書が好きなので読むことにしました。
「幸運は『不運な出来事』の姿をして、やってくる」
深そうでワクワクする内容です。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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