(古文)高校入試によく出る掛詞(かけことば)
ブログ今日は、福井県の県立高校入試問題でよくねらわれる「掛詞(かけことば)」について紹介します。
続けて出されていますが、正答率は低いです。
H31 正答率 0%(!)
H30 正答率 12%
教育委員会は引き続き今後の課題だと発表しています。
高校入試ではもちろん、大学入学共通テストでも必要になる知識なので、ぜひおさえておきましょう。
「掛詞」とは
掛詞とは、1つのことばに2つの意味を持たせる古文和歌の技法のことです。
例:「赤し・明かし・明石」
ダジャレみたいなやつですね。ことば遊びか、と軽く思われがちですが、和歌を理解するために必要な知識です。
実際、どんな風に出題されているのか、見てみましょう。
H30福井県立高校入試より【正答率12%】
H30は「松・待つ」が出題されました。
ちなみに正答率0%だったH31は、「おもしろい」を「尾も白い(鳥)」と「面白い(鳥)」を説明させる問題でした。
知っておきたい掛詞
H30は正答率12%でしたが、知っていれば書ける知識の問題でした。
「松・待つ」のほかにも次のものはよく聞かれる掛詞なので覚えておきましょう。
- 赤し・明かし・明石
- 秋・飽き
- 嵐・荒し
- 眺め・長雨(ながめ)
- 春・張る
- 文(ふみ)・踏み
- 夜・寄る
以上、受験生の参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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