高2「大学入学共通テスト」対策は?
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英語の民間テストの導入の延期が発表されました。(2019/11/1発表)
ID発行など手続きの情報を集めたり、対策をしていた人たちは振り回された形になりましたね。
とはいえ、共通テストでも英語の出題はあります。
受験生は、共通テストの英語+志望大学の個別試験の英語、この2つに向けて対策していく必要があることは今までと変わりません。
大学入学共通テストで変わること
今の段階で発表されていることをまとめてみます。
思考力や場面設定を重視
- 思考力・判断力・表現力を重視
- 学校で学習する場面や、社会や生活と知識のかかわりを想定した出題
「国語」記述式が追加
- 「国語」従来のマーク式+記述式(小問3つで構成する大問1つ)
- 採点は、マーク式は200点のまま、記述式は小問の成績によって大問の成績をA~Eの5段階で評価
- 試験時間は80分から100分に増える
「数学」も記述式が追加
- 「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」でも記述式解答の問題が小問3問出される(どちらかを選択)
- 配点は、マーク式と記述式を合わせて100点
- 試験時間は60分から70分に増える
中学生へ
福井県では、すでに高校入試問題や中学生の確認テストにも、説明を書かせる問題や場面設定のこった問題も入ってきました。大学入試改革が影響していると思われます。
英語はリスニングの配点が増える
【センター試験】
「筆記」(80分・200点)+「リスニング」(30分・50点)
↓
【大学入学共通テスト】
「リーディング」(80分・100点)+「リスニング」(30分・100点)
今までと比べてリスニングの配点が増えます。
※ただし、大学側で配点の比率を変えて選抜に使うこともできます。各大学が何を重視しているかですね。あなたの志望大学の発表をチェックしておきましょう。
大まかな変更は以上です。
実際の問題の練習方法は?
具体的にどんな問題が出るのかですが、もちろんまだ過去問がありません。
ただ、大学入試センターのサイトで、試行調査問題を見ることができます。実際に問題を見ておくとよいでしょう↓↓
大学入試センター:平成30年度試行調査_問題、正解等
すでに、Z会から予想問題集が出ています。今後も各予備校などから出版されるでしょう。
結局、どんな力をつければいいのか?
これからの入試対策のキーワードに「読解力」があるように感じています。
ただ、勉強の本質は今までと変わりません。
個人的な思いとしては、何がどう変わろうが、本当の実力をつけてほしい、ということです。
記述で聞かれようが、場面設定があって読む量が増えようが、基礎を大事にして、ものごとの本質を理解する、という基本通りの勉強をしていくこと。
加えてあなたの志望大学に合わせてアウトプットの練習をすること。
何が変わっても、本質を理解するぶれない勉強をしたいですね。
追伸
小中学生は今何をしておくべきか
まだ先の話と思っていませんか?
大学受験の土台は中学にあります。基本、基礎をしっかり身につけておくことで高校での伸び方も変わってきます。
特に英語と数学、それにすべての土台になる読解力・集中力もしっかり育てておきたいですね。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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