散髪行ってきました。

いつものように切ってもらっていると、主婦の方々のこんな会話が耳に入ってきました。

「中学生の8割はスマホ持ってるんやって」

「え、そんなに？」

「うん、でもうちの子は高校までは持たせないつもり。

持たせるなら、使い方をしっかり管理しないと怖いから。
YouTubeばっかり見てたり、延々とLINEして勉強しないって話聞くでしょ？

でも、いちいち子どものスマホをチェックするのって大変だし、無理そうだしね」

勉強の効率化にスマホ・タブレットは使える反面、誘惑も多い、でもLINEくらいはできるようにしておきたい、というジレンマ。

多分、全国的・世界的にもあるあるの問題なんじゃないか、と。

自己コントロールができそうな高校生くらいから与えるのがいいかな、という意見、分かります。

2年くらい前までは僕も同じ意見でした。

でも、今、僕がおすすめしたいアイデアは、これです。

①iPhone系を早めに与える（中学生から）

②物理的な制限とルールを決める

早めに持たせて物理的な制限を設定する

まず、なぜ ①早くから持たせた方がいいかというと、勉強の効率が上がるからです。効率を上げるのは早い方がいいので。

勉強の敵に見えるものですが、役立つものでもあります。

どう使うと効率が上がるのかの話は長くなるので、詳しくはここでは言いませんが、予想していたより大きいなというのが今の僕の印象です。（映像授業だけはなく）

子どもの携帯料金を安くする方法

早くから子どもにスマホって、予算が・・・という場合は、安くする方法もあります。

本体は親のお下がりにして、3大キャリアではなく、安い会社を選ぶ。

うちの場合、僕が使っていたiPhoneSE（simフリー）を与えて、LINEモバイルと契約。普通の電話もできて月額1500円未満です。

iPhoneは利用制限と親からのチェックが簡単になった

iPhoneやiPadは、子どものスマホ・タブレットに使用制限と利用状況が簡単にチェックできる「スクリーンタイム」という機能が使えるようになりました。

アンドロイド系は詳しくないので分からないですが、AppleのiOSだと簡単です。

アプリごとに時間制限をかけたり、親が安心できるwebサイトだけのアクセス許可ができる。
また、子どもが何のアプリをどれだけ使用しているのかも、親のiPhoneからリアルタイムで確認することができるようになっています。

制限の設定はマスト

家での時間割をつくったりルールを決めて管理する考え方も大事だと思います。

でも、本人も勉強頑張ろうとは思っていても、ついつい・・・ということになるときもあるでしょう。

自分が中高生だったときを思い返してみると、もし、スマホが与えられて自由に使っていいとしたら・・・

面白そうなゲームや、友だちのチャット、YouTubeのエンタメ系動画に時間を使っちゃうのではないでしょうか。

大人でさえスマホゲームにはまっている人も少なくないです。
子どもならなおさらでしょう。

iPhone, iPadの詳しい設定方法は、専門的な方の書いた記事があったのでご参考に↓

【iOS12新機能】子供のYouTube見すぎ・ゲームやりすぎを「スクリーンタイム」とApple IDで制限する

↑小中学生に持たせるなら必須だと思います。最初だけ面倒かもしれないですが、設定を細かく考えてした方が安心でしょう。

また、家族みんなが使えるiPadがリビングにある場合は、子どものIDでログインしておいて制限ありの状態にしておくといいと思います。

以上、参考になれば幸いです。

追伸

子どもが単独で制限を突破する裏技が今のところ1つあるようなので、、、たまにチェックは必要かなと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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