説明的文章の問題の解き方(中学国語)
ブログ国語のテストによく出る説明的文章。
難しい言葉が多いし、文章も複雑だし、
やだなぁ、苦手だなぁっていう生徒も多いです。
でも、県立高校入試では
毎年一番目の問題として出題され続けています。
(学力診断テストでは2番目の問題)
どうやって読んだらいいのか、
コツを3つ伝えますね。
苦手だな、という人は
一度このやり方で解いてみてください。
今までより分かりやすくなると思います。
最初に、最後の出典のところを見る
「次の文を読んで、あとの問いに答えなさい」
って書いてあるので
何となく本文を読みはじめる素直な人が多いです。
でも、ちょっと待って。
何について書いてあるのか、わからないで
読み進めるのって不安じゃないですか?
読みはじめる前に、最後のところを見ておきましょう。
著者名と出典が書いてあります。
誰が書いたのかっていうことと
どの本のどの部分から出したのかが書いてあります。
これは、この長い文章のテーマです。
まずテーマをつかんでおきます。
なんとなくでも、「○○について書いてあるのかあ」と
思いながら読み進めることで、わかりやすくなりますよ。
著者の言っていることは100%正しいんだ、と思いながら読む
何かを説明する文章は、
書いた人の言いたいことを説明している文章です。
世の中、著者と違う意見もあるだろうし、
もしかしたら、
あなたの考えと違っているところがあるかもしれない。
でも、設問では
あなたの考えはまったく聞いていません。(←ここ大事)
書いた人の言いたいことが何か分かった?
ってことを答える問題なんです。
だから、どんなにあなたの考えと違っていても
自分の考えが違っていたんだ、
著者の考えが100%正しいんだ、
と思って読んで答えましょう。
(思い込むのは、問題を解いている間だけでいいです・・・)
段落ごとに言いたいことを1つだけつかんでいく
段落に分かれているってことは
他の段落と言いたいことを区別しているっていうこと。
一つの段落には
言いたいことが一つあります。
で、それはだいたい、段落の最初か、最期の方にあります。
さらに、どこが言いたいことの中心かを見て
まとまっているところを
丸で囲むなど、印をつけていきましょう。
こうやって、一つの段落で
言っていることを一つにしぼってひろっていきます。
以上、3つのコツでした。
このことを5分くらいの動画にまとめてみました。
詳しく知りたい人はどうぞ。
それでは、今日もよい一日を
追伸
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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