(勉強のコツ)「わかった」の先の「できる」へ
ブログFROM 笠井伸春
先週、個別指導にて。
中学3年生のMさんは、数学や理科の計算問題に対する苦手意識がかなりあって、劣等感を感じている様子。
それでも、ガッツがあります。今週学校である確認テストを解いてみたい、と。すばらしい。
数学1枚目を解いたあと、見せてもらいました。
間違ったところを確認すると、
「ここから下の×の問題が全部わかりません」
僕が解説すると、不安そうだったMさんの表情が、ぱっと明るくなりました。
何度も見てきたはずのよくでる問題で、わからなくて悔しかった思いもあるのか、
「あっ、わかる、わかった」という感じでうれしそうでした。
この瞬間は教える側としてもうれしいです。
1対1だと、どこまでわかっているかを確かめながら、どこまででも学年を戻って説明できるので、
「わかった」までは割と簡単なことなんです。(ある程度の経験者だと)
何でそうなるの?とつまづきやすいところはだいたい決まっていまるので、
どう説明すればわかりやすいか、教える側の中ではパターン化してくるんです。
プロ講師だと、95%くらいの生徒には、
集団指導の10分の1~5分の1くらいの時間の解説でわかるようにできるイメージはあるかと思います。
で、生徒がわかった瞬間「なるほど!」という感じなると、教師の方も「よし!」ってなります。
これをやりがいにしている教師も多いんじゃないかと思いますが、
同時に落とし穴にもなっているかと感じています。
なぜかというと、生徒にとっての本当の目的は、
「わかった」ということの先の、自分でできるようになること、にあるので。
「あと3回は解くように。そしたら自分でできるようになるよ」
とアドバイスしました。
授業のあとの復習、これは勉強の効果を高める基本の一つですね。
同じく、個別ゼミで教えている生徒から
「最近、覚え方がわかってきました」
と言われました。
この子も成績に相当コンプレックスを持っている様子だったので、この変化はかなりうれしい。
覚え方ひとつで、勉強の質がガラッと変わりますよ。
勉強はやり方です。
うちの子には、塾か家庭教師かどっちがいいと思う?
友人や知人からちょくちょく聞かれます。
何が合っているのかは、勉強のやり方がどこまで身についているか、生徒の自学力によっても変わってくるんです。
上の図の詳しい解説を最近取り直しました↓↓
よかったら参考にしてみてくださいね。↑↑
それでは、よい一日を。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
◆リンク
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