テストで緊張をやわらげるポジティブセルフトーク
ブログFROM 笠井伸春
「家ではできたのに、テストになると緊張して頭が真っ白になるみたいです」ある教師から聞いた受験生の話。
僕が指導する受験生にも、テストで過度に緊張するタイプの中高生がいて、相談を受けることがあります。
極度の緊張、どうしたらいいでしょう?
適度な緊張やストレスはOK
まず、適度な緊張やストレスはあった方がいいです。
まったく、なんにも緊張もストレスもない状態、たとえばハンモックでゆらゆらしているときを想像してみると、、、このときのマインドでは、力は出し切れないですよね。
でも、過度な緊張状態はNG。頭も体もパフォーマンスは落ちます。
それでは対策を考えてみましょう。
深呼吸する、手に人の字を書いて飲む、とかいくつかあると思いますが、今日おすすめするのは、ポジティブセルフセルフトークです。
セルフトークとは、自分に向かって心の中で言う言葉ですね。
緊張を否定するのは逆効果
緊張したときに、俺は緊張していない!というセルフトークは、どちらかというとダメです。
「緊張」に意識を向ける言葉なので、逆効果になる可能性大。
自転車に乗り慣れていないとき、あの水たまりの方にはいかないぞ!と思えば思うほど、水たまりを意識してしまい、そこに行っちゃうやつです。
(解決策)ポジティブセルフトーク
おすすめしたいのは、ポジティブに言いかえたセルフトーク。
どきどき緊張してきたら、
「心臓がいつも以上に頑張って、全身に血を送って自分を応援してくれているんだなあ」とか
「自分が力を発揮できるように頭にいっぱい血を送ってくれているんだなあ」のように
今の状態をポジティブな方から見た言葉にして自分に向かって言ってください。心の中で。
ちなみに、ポジティブセルフトークはいろんなことに使えます。
・イラっとしたとき → おおー、これは自分の器を広げるチャンスがきたかも
・プレッシャーを感じたとき → よーし、この負荷が自分の心を強くしてくれるんだ
コツはネガティブなセルフトークが心の中にはじまった瞬間に、ポジティブセルフトークをすることをクセにすること。
最初は意識しないとできませんが、普段から、ポジティブセルフトークを繰り返して習慣にできるといいですね。
(おまけ)あなたの成長を止めるネガティブ セルフトーク
反対に、次のような自分への言葉は、あなたの行動を止めるネガティブなセルフトークです。
受験に失敗したらどうしよう
どうせやってもできないんじゃないか
受かりますかね、無理ですかね
これをやっている限りは、行動量が減るので、本当にできない確率が上がってしまいます。
以上、何か参考になれば幸いです。
それでは、
今日も実りある1日を。
◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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