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(ほめ方のコツ)努力すれば成長できるというマインドを伝える

ブログ

FROM 笠井伸春

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(ある教師からの報告より。生徒が初の400点越え。教師もうれしいものです)

さて、最近あるお母様から僕のブログの感想をいただいたんですが、子どもへの接し方での葛藤や悩みをお聞きして、母親の苦労というものは父親の想像以上なんだろうと改めて感じました。

どう接したらもっと良くなるのか?
間違って接していないか?
親ができることは何?

親が子どもにできる2つのこと

ここでは、勉強面でできることを考えてみたいと思います。いろんなご家庭を見させていただいて思うのは・・・

1. 努力すれば成長できるという考え方、マインドを伝える
2. 環境を整える

子どもは育つものだ、という前提では、親のできることは、この2つくらいなんじゃないかと。

2. 環境を整える、というと、安心できる家庭環境もそうでしょうし、勉強面では、塾や家庭教師かもしれません。子どもに合った環境があるといいですね。

で、1のマインドを伝える、というのは先生の役割でもある大事なことだと思っています。なかなか奥が深いので、今日はこれについての考えをお話ししますね。

最近では、ほめて伸ばすのがメンタルサポートとして効果的、と言われています。

それはそうだとは思います。ただ、子どものマインドを負に持っていくような、間違ったほめ方をしている場面を見ることがあります。

能力にフォーカスしてほめると、人は成長意欲を失う

たとえば、子どもが100点をとってきたとします。

このとき、「頭が良いね」「すごい才能だね」とほめるとしますね。一見良いようなんですが・・・
この声かけは、本人に「才能があるからできたんだ」という考え方を植えつけることになります。

これがまずいのは、努力に意味を感じなくなって、もっと行動しようとか、もっと工夫しようとかというモチベーションが下がるということ。

しかも、これから何か別の分野のことを試したときに1回うまくいかないだけで、「ああ、これは才能ないのか、じゃあやってもできないな」と考えるようになってしまいます・・・

できるように工夫したり努力すればできることさえも。

努力や工夫したことを結果と結びつけてほめる

何かを習得するスピードには個人差があります。そこを人と比べても仕方ないです。
子どものうちは、テストの点数が高い低いよりも、努力や工夫で昨日の自分よりも成長できるんだ、というマインドセットを身につけられるかが重要だと僕は思います。

良い点をとってきたら、能力ではなく、具体的によかった行動をほめるといいですね。

覚えてないところを何度も繰り返したのがよかったね、とか
わからないところを自分から聞けたのがよかったね、とか
朝早く起きて勉強できたからだね、とか

やったことと結果を結びつける。すると、才能ではなく、努力とか工夫で結果はよくなるんだと気がついていくわけですね。

才能を否定しているのではないですよ。才能に関係なく、成長意欲を持つことの方が、これからも前向きで豊かな人生を送ることができると思うわけです。

思ったよりテストができなかったとき、失敗したときは?

これも、何をどうしていれば、次はうまくいきそうかを一緒に考えるといいと思います。
「そういえば、テスト前なのに、マンガとか動画ばっかり見てた日があった」→ 次は勉強時間をしっかりとろう、とか
「ドリコンはよかったけど、文章題の練習をもっとやっておけばできたかも」→ テスト範囲の問題演習から苦手を見つけて解こう、とか

努力と結果はリンクするんだ、と。改善できる工夫が見つかれば、よし、次はもっと工夫と努力をしてやろう、となりやすいですね。

注意: 間違った勉強法だったら、ほめちゃダメ

ちょっとだけ難しい話になるかもしれません。
僕らは、生徒の勉強のやり方をみて、もっと成果につながりやすいやり方に変えてもらうことをしています。だから、専門的に見ると効率がよくないなあ、という努力を目にすることが多いんです。

たとえば、すでに自分でまとめたノートを別のノートに丁寧に写すとか。それを延々と時間をかけてやっている、とか。(理解できたことは問題集を繰り返した方がいいです)

または、解法を知らない数学の問題を前に、「考えることが大事」と言われて時間だけが過ぎている、とか。(こういうのは正しい勉強ではないです)

こういう間違った努力をほめてしまうのは、結果にリンクしていないので、本人にとって良くありません。

判断できないときは、僕らに聞いてもらえればと思います。

 

それでは、
今日も実りある1日を。 


◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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