(苦手対策)過去問をテーマごとに縦に解く
ブログFROM 笠井伸春
「理科の記述問題がいまいちで・・・」
進学高校を目指すある受験生から
相談がありました。
最近、増えている
「~を説明せよ」
「○○するのはなぜか」
などの記述式問題。
難易度も高くなるので
苦手な生徒は多いですね。
模試や過去問を解いていって
苦手な単元が見つかったときの対処法
記述式の問題以外でも
過去問を解いていくと
苦手だな、イヤだなって問題ってありませんか?
たとえば、
数学の確率って苦手だなあ、とか
センター英語のアクセントの問題ってやだなあ、とか
それを効率よく克服する方法を紹介しますね。
苦手対策には過去問を縦に解く
たとえば、数学の確率が苦手だとします。
このとき
2018年解く
↓
2017年解く
↓
2016年解く
↓
・・・
という生徒が多いと思います。
悪くはないんですが、
苦手克服としては次のやり方の法が断然効果的。
2018の確率の問題だけ解く
↓(他の問題は手をつけずに)
2017年の確率の問題だけ解く
↓(他の問題は手をつけずに)
2016年の確率の問題だけ解く
↓
・・・
過去問を縦に解いていくやり方。
ただし、いきなり過去問だと難しい場合は
教科書の例題からやりましょう。
また、探すのが大変な単元の場合は
テーマごとにまとまった問題集を使うのも手です。
問題集を使う場合の注意ですが、
頭から全部やろうとしないことです。
目的を明確にして
苦手なテーマの問題だけを選んでやるようにしましょう。
過去問集を縦に解くのは
苦手分野克服にパワフルな方法なので
ぜひやってみてください。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること