新入試に強い子はどんな子ですか?
ブログFROM 笠井伸春
文科省の高大接続改革チームリーダーの
安西祐一郎さん(元慶應義塾塾長)のお話しが面白かったので
紹介したいと思います。
高学歴な親こそ要注意
これからの時代の子育てでは
子どもがやりたいことを
後押しすること
細かいことには目をつぶって
よいところを見つけて
その力が伸びるように家庭でサポートすること
他の子とは比べないこと
比べるなら1年前のその子自身と比べること
これらが大事
親はつい、
自分の型に子どもをはめようとしてしまう
特に高学歴な親ほど
その傾向が強い
でも、時代はまるで違うので
親の常識は通用しない
社会で求められるのはこんな子
安西さんによると
求められるのは、やんちゃな子、だといいます。
【これまで求められていた子】
なんでも、そつなくできる
大人の言うことに従順
人から言われたことをきちんとするのが得意
暗記が得意
人と同じことをする
↓
【これから求められる子】
何か一つに秀でている
大人の言うことに反発する
自分がやりたいことにこだわる
発表したり、書いたりするのが得意
人と違ったことをする
・・・
僕らのときとは全然違ってきていますよね。
じゃあ、新しい教育にどうやって
対応していけばいいのか、
最後に安西先生の
親力チェックを紹介したいと思います。
あなたの「親力」をチェック
【学校・勉強編】
□ 教育改革は学校に任せていれば安心だ
□ 学校を選ぶ際、最も大事なのは偏差値だ
□ 勉強はやっぱり暗記が一番大事
□ 勉強はつらいけれどやらなくてはならないものだ
□ 苦手分野は克服させたい
【家庭生活編】
□ 子どもは親や先生の言うことを聞くべき
□ 子どもの最近興味があることが何かを知らない
□ 子どものできることよりも、できないことに目がいく
□ 子どもが困っていると助言してしまう
□ 「早くしなさい!」が口ぐせ
【結果(当てはまる個数)】
・8個以上
古い価値観でこり固まっています。
意識改革をしましょう。
・4~7個
意識改革は進んでいますが、
完全に「新しい教育」に対応するまであと一歩です。
・3個以下
あなたは「新しい教育」に対応しています!
以上、何か参考になれば幸いです。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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