左義長の出店で 身のまわりの数学
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休日の夕方、
家族のリクエストで
勝山の左義長を見てきました。
ちょっと見て
帰るつもりでしたが、
ある出店で
娘の足が止まる。。。
出店のお兄さんの前には
多数のプラスチックのコップ、
中には色付きのコップもある。
「1回500円
3球投げて3球とも
色付きのコップに入ったら大当たりだよ」
大当たりは
キャラクターの大きいぬいぐるみ、
2球、1球、参加賞は
100円~300円くらいかな、というものでした。
娘はあの大きいぬいぐるみゲットに
チャレンジしたい、と・・・
もちろん、
確率は0ではないけど低いなあ、
と思いながらも
祭りだし、まあいいか、と
やらせてみることに。
結果、
おまけの2球をもらいながらも
入ったのは1球。
ああ・・・
帰り道、
妻も娘も
「あれ、もう1回やってたら
当たってたかも?」
とぼやくので、、、
帰ってから自宅のボードで
確率の計算をしてみました・・・
だいたい3つに1つが当たりのコップ、
2つおまけしてもらったので
全部で5球投げる場合の計算です。

(この計算式は厳密には違うんですが、アバウトで)
大当たりの確率は5%
20回トライして
1回当たる確率だということがわかりました。
あの出店の場合、
500円×20回=1万円で
ぬいぐるみ1つお客さんに渡していることになります。
説明したら
そうなの、と
なんとか納得してもらえました・・・
これはお祭りの話でしたが、
いろんなことに確率の計算の裏付けがあるんだね、と。
数学なんて将来役に立つの?
という疑問が顔に出ている子もいますが、、、
身のまわりのこともネタにして
教えたら数学に興味も出てくるかもしれないですね。
◆執筆者紹介

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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