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なかなか国語が伸びず足を引っ張っています・・・

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FROM 笠井伸春

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「なかなか国語が伸びず足を引っ張るばかり。。。
勉強法や他にも方法あれば笠井先生教えてください。国語あと10点はあげたいです」

あるお母様からご相談いただきました。
他の教科は平均+20~30点とれているのですが、
国語は苦戦している、という生徒さんです。

「国語力」というと、何かあいまいで
どうやって身につけていいかはっきりしない、と
考えている人は多いんじゃないかと思います。

読書量で決まるという先生もいますが、
実際はそうではないです。

小説を読むのが好きな子でも
国語のテストはいまいち、ということもよくあるし、
逆に読書の趣味がなくても
高得点をとる子もいるので。

 

じゃあ、国語力って何なのか?というと・・・
ずばり、「語彙力」と「論理的思考力」です。
センスとか素質とかそういうのじゃないです。

まず、語彙力の鍛え方ですが
これはもう日々の積み重ねですね。

わからない言葉が出てきたら調べること。
日々のトレーニングですね。

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中学生のための 語彙力アップ 厳選1000語

 

次に、論理的思考力の鍛え方ですが
小説ではなく、
国語の問題を読書することから。

もちろん、新聞を読んだり、
好きなジャンルの読書も
良いことで無駄にはならないですよ。

でも、現国の試験で得点することが目的なら
実際の問題文に繰り返し触れるのが正しい勉強法です。

実際の問題文を読む

設問に答える

解説を読んで納得すること

これを繰り返すのが最短。

ただ、大事なのは、読み方のコツを知りつつ取り組むこと。

今からオアシスの文系科目指導専門の講師が言っている
得点をあげるコツを3つ紹介しますね。

かなり実践的な内容で
国語を愛する学校の先生は言わないことかもしれません。

 

1. 書いていないことは問われない

まず、読解問題は
本文に書いていないことは聞かれません。
読書と国語の問題の大きな違いですね。
想像するのは×
自分の感情や思い込みで読まないこと。

あなたの考えは聞かれていません。
答えはすべて本文中にあるのが読解問題です。

 

2. 説明文・論説文は細かく読まない

え?と思うかもしれないですが、説明する文章の場合、
隅々まで読まないのがコツです。

しっかり読むべきなのは、最初の段落と最後の段落。
そこに最も大切なテーマと結論が書いてあります。
まず、ここから読みます。

次に段落の中ですが、
この最初の1文と最後の1文に
テーマ→結論がまとまっているので
そこだけに注目しましょう。

設問では筆者が言いたいことが問われるわけですが、
その「言いたいこと」が書いてあるのは
1つの段落で1つだけです。

じゃあ、最初と最後以外の文は何かというと、
言いたいことを説明するための「具体例」です。

具体例はイメージしやすいので印象に残るんですが、
読解が苦手な子は具体例に惑わされて、筆者の言いたいことがぼやけているんです。
筆者の言いたいことは抽象的な内容です。

だから、説明文は
惑わされないようにできるだけすべてを読まない、
というのがコツ。

 

3. 問題文は速読、解説は熟読

細部まで読むのはよくないと言いました。
設問は「10字以内で」とか条件があるので
正しく答えられているか見直しも必要でしょう。

でも、問題文の読み直しは必要ないですね。
書き直して間違えてしまう原因になるかもしれないので。

それにテストは時間制限があります。
問題文は速読しましょう。

大事なのは、丸付けから解説を読む時間。
ここはじっくり読みます。
「なぜ、その答えになるか」を
深く理解することで得点力がついていきます。

 

以上のことをおさえつつ、
1冊の問題集を3周くらいしてみてください。
問題や答えを覚えてしまうくらいに。

とはいえ、問題集を3周は
しんどい作業かもしれない。
だから、なかなか実践する人は少ない。
だから、急に伸びる人も少ない・・・

でも目標があるなら、やってみましょう。
コツを知りながら進めていって
できるようになってくるのは楽しいですよ。

特に理系科目ができるなら、
もともと論理的思考力はあるので
必ず得点できるようになります。

以上、参考になれば幸いです。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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