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苦手克服?その前に得意分野をつくれ

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FROM 笠井伸春

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最近テストでは
国65 社40 数65 理65 英65
という感じの生徒の親御さんから

「社会が伸びしろがあると思うので
社会を伸ばしてください」
と言われたことがあります。

10年前なら
「そうですね、それでは社会を中心にやっていきましょう」
とやっていたんですが、

今は各教科の平均値を目指すような指導は
まずいんじゃないかと考えるようになりました。

というのも

苦手な分野があってもいいから
飛び抜けた何かがある方が
価値のある人材になれる時代になりつつある
といわれているからです。

 

これから小学校でも
プログラミングと英語が本格的にはじまりますね。

そうすると、
学校でやる以上は
なんでも必ず平均かそれ以上にならなくてはいけない、
という思い込み、ないでしょうか?

昭和生まれの僕らの世代は
どれも平均値以上を目指すこと
苦手を作らないことが大事なんだと
教えられて育ったものなので。

今、その世代が親や先生になっているので
あれもこれも平均値以上でないと、
そう子どもに教える方が多いのではないかと。

 

ところが、
こういう論文があります。

「今小学校に入学した子の65%が
今は存在しない職業に就く」
(アメリカのデイビッドソン大学)

つまり、3人中2人は
今はまだ存在しない仕事をすることになる、ということ。

10年前は
スマホやタブレット関連の仕事がなかったように。
YouTuberという職業(?)もその流れを表しているでしょう。

それらさえも10年後にある職業かどうかは
誰にもわからないのではないかと思います。

 

じゃあ、何の力を育ててればいいの?というと、

間違いなく必要になると言われているのは
自分で考えて決める力
目標に向かって社会性を持って協力しあう力

「これをやりなさい」と言われたから
形としてはやってます、という程度では
それらの力は育ちませんね。

自主的にのめり込むことが理想的。

その子にとって得意分野になるのは
プログラミングかもしれないし、
もしかしたら5教科以外のことかもしれない。
それでも何かとがったものを持っている方がいい。

一見、勉強と関係ないようなことでも
子どもが夢中になるものがあれば応援したり、
いろいろと試す機会を持たせてあげることが
周りの人のできるサポートじゃないかと。

 

それじゃ大学に受からないのでは?
という心配もありますが、
時代の変化とともに
入試の形式も変化しています。

プログラミングも英語も平均的という人より
英語はダメだけどプログラミングが抜群、とか
プログラミングは苦手だけど、英語力は抜群、
という人材の方が活躍できる、ということ。

(両方とも得意ならもっと可能性は広がるでしょう)

苦手分野を何とかしようと
こだわっていませんか?

まずは好きなことから得意分野を作っていくことが
これからの優れた人材育成のやり方だと思っています。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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