「英検って取っておいた方がいいですか?」にお答えします
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「先生、英検って取っておいた方がいいですか?」
新学期が始まって、保護者の方からこういった質問をいただくことが増えました。
結論から言うと、取っておいて損はないです。むしろ、今の大学入試では”お守り”のような存在になります。
今、教室でも英検対策に取り組んでいる高校生がいます。5月末の第1回英検に向けて、週2回のペースで準備を進めています。
「まだ間に合いますか?」と聞かれることもありますが、今から始めれば十分間に合います。
今回は、福井の高校生にとって身近な福井大学・金沢大学を例に、英検がどう入試で使えるのかをお伝えします。
英検が大学入試の「保険」になる時代
少し前まで、英検は「持っていたらちょっと有利かな」くらいの存在でした。
でも今は違います。英検のスコアが、共通テストの英語の点数の代わりに使える大学が増えています。
つまり、共通テスト本番でうまくいかなくても、事前に取っておいた英検スコアがカバーしてくれる。まさに「保険」です。
福井大学 — 国際地域学部にはみなし満点の特典も
福井大学の国際地域学部では、英語外部試験の成績が一定基準を超えると、共通テストの英語が満点扱いになる制度があります。
具体的には、TOEFL iBT 100点以上が主な基準として示されています。英検1級(CEFR C1相当)も外部試験として活用可能です。
ここで一つ、注意点があります。
GTECは対象外です。
学校で受けるGTECだけでは、福井大学の英語外部試験としては使えません。英検やTOEFLなど、別の試験を自分で受けておく必要があります。
「学校でGTEC受けたから大丈夫」と思い込んでいると、出願の時に慌てることになります。ここは本当に要注意です。
※最新の要件は必ず福井大学の募集要項でご確認ください。
金沢大学 — 英検2級レベルで、全学域で使える
金沢大学では、英検CSEスコア1950以上(2級合格レベル)を持っていれば、一般選抜で英語外部試験のスコアを活用できます。
仕組みはシンプルで、共通テストの英語の得点と、英検スコアから換算した得点を比べて、高い方を採用してくれます。
これ、すごくないですか?
共通テスト当日に「緊張してリスニングが全然聞き取れなかった…」となっても、英検のスコアがあればそちらでカバーできるんです。
しかも対象は全学域(融合学域・人間社会学域・理工学域・医薬保健学域)。文系でも理系でも使えます。
「じゃあ、英検2級を取っておけばいいんですね?」
そうです。まずは2級が一つの目安です。もちろん、準1級まで取れればさらに換算点が上がりますね。
今から始めて、いつまでに取ればいい?
2026年度の英検スケジュールはこうなっています。
- 第1回: 一次試験 5月31日(申込は5月4日まで)
- 第2回: 一次試験 10月4日(申込は9月4日まで)
総合型選抜(旧AO入試)を考えている人は、第1回で取得しておくのが安全です。秋に出願が始まるので、間に合わせるにはここがラストチャンス。
一般選抜で使う場合は、第2回(10月)でも間に合います。
「え、第1回って来月じゃないですか。もう無理では…?」
そんなことはありません。特に2級であれば、今からでも十分対策できます。
英検対策で大事な3つのこと
1. まず「語彙力」を固める
英検は語彙の問題が多いです。逆に言えば、単語を知っているだけで解ける問題がかなりあるということ。
過去問を解く前に、まずはその級の頻出単語をしっかり覚える。これが一番の近道です。
2. ライティングは「型」を覚えれば短期間で伸びる
英検のライティングは、実は決まった型があります。
「意見→理由1→理由2→まとめ」
この構成を覚えて、それに沿って書く練習をすれば、短期間でもかなりスコアが上がります。「英作文なんて書けない…」という子でも、型さえ身につければ大丈夫です。
3. 4技能のバランスを意識する
英検はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてで評価されます。
「読むのは得意だけど、聞くのが苦手」という子は多いですが、CSEスコアは各技能のバランスで決まります。苦手な技能を放置すると、全体のスコアが伸びません。
得意を伸ばすより、苦手を底上げする方がスコアは上がりやすいです。
まとめ
英検は、大学入試において「取っておいて損はない」どころか、共通テスト本番の”保険”になってきました。
福井大学の国際地域学部ではみなし満点の特典があり(ただしGTECは対象外)、金沢大学では英検2級レベルから全学域で活用できます。
今日から始めれば、5月末の第1回英検にも十分間に合います。
「うちの子にはまだ早いかな」と思うかもしれません。でも、早く始めた分だけ選択肢が広がりますよ。
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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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