できない子の気持ちがわかる先生
ブログFROM 笠井伸春
「オレ、バカだからよお、
バカなヤツの気持ちわかるんだよ」
休日に見ていたドラマでの
友人を励ますセリフ。
うまくいかず
人よりできないことが多くて
自分にいらついている友人に
自分もできが悪くて
悔しい思いをしてきたから
お前の気持ちがわかる、と。
そういう人が周りにいると
心強いですね。
うちの先生にも
挫折を乗りこえてきた人は多いです。
進学校ではない高校を出て
一度は就職したものの
会社を辞めた人がいます。
自分は医者になりたいという夢から
独学で勉強し、医学部を受験するもまったく歯が立たず×。
自分の甘さ、悔しさをバネに
そこから猛勉強。
3度目で合格。
そういう学生講師もいます。
その彼が担当する生徒の成績は中の下。
その生徒に
「うちの大学に来たら?君にもできるよ」と
サラッと言うそうです。(お母様談)
自分の体験があるから
本気で言えるし
口だけではない真実味がありますね。
小中のどこかでつまづいて
勉強ができなくて
「自分はできない」と思っている子は
自己評価が低くなっていて
あまり自主的にやらなくなっています。
やるべきこともわからない状態です。
そんなときに
先生から上から目線で
ものを言われては
やる気にはなりません。
じゃなくて
できない子の気持ちがわかる
そういう先生に出会えたらいいですよね。
自分を信じて期待してくれる人がいれば
気持ちも前向きになってきます。
そういうサポートを続けていきたいな、と。
やるべきことをやっていけば、
必ず学力はついていきますから。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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