入試直前の勉強方法(前編)
ブログFROM 笠井伸春
昨日、金沢学院大学文学部 合格の報告がありました。
おめでとうございます。
さて、
まだまだこれからが本番だという3年生の方が多いですね。
入試直前の勉強方法について
まとめてみたいと思います。
高校入試でも大学入試でも
共通して言えるのは
・新しい参考書には手を出さないこと(知識の体系化ができない)
・新しい問題集をやるのは前の問題集を完璧にしてから。目的をはっきりさせて。
ということを確認したうえで
ここでは福井新聞模試を受けた
中3生を例にしてみます。
(大学入試も基本的な考え方は同じです)
学診が終わってから
合否が逆転することは
まったく珍しくないので
方向性を間違えないようにしたいですね。
A・B判定の場合(または学診で合格点に届いている場合)
合格点に届いていたのに
不合格だった先輩にあとで理由を聞くことがあります。
だいたい2つの理由があります。
その対策も考えてみますね。
1つ目
「学診のあと、もう大丈夫だと思ったし
他にやりたいことがあって勉強しなくなった。
今思うとあまり深く考えていなかった」
→ 今、油断していませんか?
勉強しないと知識とカンが思った以上に下がっていってしまいます。
入試レベルの問題に多く触れて得点力を下げないようにすることですね。
2つ目
「いつもできているはずの問題で
なぜか解けずに頭が真っ白になって
気がつくと時間になってしまった」
→ 苦手な問題ばかりで
得意分野をまったくやらなかったことが原因。
軽くでOKなので、得意分野の見直しもしておくこと。
どの教科にもできるだけ毎日触れるようにしましょう。
C判定の場合(または学診で合格点ギリギリの場合)
「もう少しでできる、できそう」という
あなたにとって伸びしろの問題、単元を
最優先に丁寧にすすめることです。
自分にとって何があともう少しのところなのか
自分で分からない場合は、わかる人に相談しましょう。
できるかできないかの問題をまとめて
見直せるようにすると効果的です。
D・E判定の場合(または学診で届いていない場合)
残りの時間を考えると、逆転を目指します。
戦略としては、
1ヶ月前までは次々と基礎からやり直す
(何をやるかはこのあとに書きます)
↓
1ヶ月前からは
やったことを復習・アウトプットする時間も多く入れて
得点力につなげる。
ちょっと長くなりましたので、
続きはまた次回に。。。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること