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NGワード「どうせやってないんでしょ!」

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FROM 笠井伸春

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先日、あるお母様から
テストの結果がさんざんだったと相談を受けました。

塾に通ったり、家庭教師をはじめても
どんどん変わっていく子もいれば
なかなか伸びない子もいます。

この違いって何だろなあ、
とは僕もよく考えていることの一つ。

 

で、お母さんと本人とのやりとりを聞いていると
ああ、これが原因か、と気づくことがあります。

お母さんの口癖
「どうせやってないんでしょ!」
「何やってるの!」
「宿題やってるなんてうそ」
・・・

こういうネガティブな声かけは
百害あって一利なし。

感情はわかるんですが、
本人のやる気をなくすだけの言葉です。
そこはぐっとこらえて冷静に。
うちの講師マニュアルでは禁句にしています。

 

反対に、伸ばすのがうまい教師の口癖は、
「よし、またできるようになったね」
「今日も一つつかんだな。よかったな」
「その調子や」

(もちろん、何が良いのか具体的に指摘しながら、ですよ)

そう接してあげると
本人も明るい表情になります。

やる気になるので、「他の問題もやってみたい」
と言われることもよくあります。

ところが、、、
その授業の後、親から

「どうせやらないんでしょ。何やってるの!」
と言われている。

もし、こういう言葉を長年あびせられ続けたら・・・
誰でもモチベーションは下がるでしょう。

 

「叱れなければ伸びない」は間違った思い込み

たぶん、親自身がそう育てられたのかもしれません。

叱られて勉強を強(し)いられてきた場合、
勉強=嫌なもの
と無意識に植え付けられている可能性が高いですね。

だから子どもにもやらせようとしてしまう。

こういう話をすると
「でも、言わないと本当にやらないんです」
と言われることがあります・・・

確かに短期的にはそうかもしれません。
でも、そうじゃなくて、
可能性を信じて努力を認めてあげることからがスタート。

 

信じられている感覚が持てて
成長を自覚できるようにしてあげれば
誰でも前向きになりますよ。

それは今成績が良くても悪くても関係ないです。
人のやる気はそこから育ちますから。

以上、参考になれば幸いです。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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