AO入試対策。まずは対話力を
ブログFROM 笠井伸春
「福井大学のAO入試対策をお願いします」
というご依頼を受けました。
今後も増えてくると思います。
というのもここ数年、
私立大学だけでなく、
全国の国公立大でも推薦とAO入試の人数を増やしています。
今や、四年制大学の合格者の約半数が
推薦またはAO、というところまできています。
AOって何?
という人は、評価の仕方が大学やコースによるので、
志望大学の入試案内を調べてみてください。
たとえば、AO入試の場合
学科試験がないことが多いんですよ。
人物と意欲をみる試験なんです。
ただ、評価項目として
ほとんどの大学であるのは・・・
面接と小論文。
今日はその面接でのワンポイントを。
面接の「対策」というとやってしまいがちなのが
解答例の丸暗記。
「この質問には、一問一句こう答えよう」という・・・
これはNGです。
まず、面接で問われるのは
あなたは対話ができる人なのか?ということ
ある経営者から聞いたことを紹介しましょう。
「最近の若者は
面接で質問すると、
まるで同じ答えが返ってくる。
面接マニュアルなんかを暗記して
きているのが見え見え。
台本朗読しているみたい。
自分の言葉で話してほしいのに・・・
これでは評価できないね」
(会社の面接も聞きたいことの根っこは同じです)
もちろん、準備しなくていいというのとは違いますよ。
志望動機、なぜその学校に進みたいのか、
自分と向き合って、自分の考えを
しっかりと整理しておくこと。
自分にとってのキーワードは何なのか、
しっかり確認しておきましょう。
ちなみに、、、
家庭教師のレッスンでは
必ず対話型で進めます。
理解しているかを確認する意味が大きいですが、
質問に答えることで
相手に伝わるように話す力もついていきます。
家族・友人だったら
一言で伝わることがほとんどですが、
第三者の大人と話すときは
きちんと伝わるように話す必要があるので。
家庭教師との対話が
将来の面接にはもちろん、
生涯必要になる対話力のトレーニングにもなればと考えています。
面接の試験はいずれあるでしょうからね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること