(JETS五十嵐先生)普通の子を世界の舞台へ。指導方針は・・・
ブログFROM 笠井伸春
先日、福井商業高校 JETS顧問 五十嵐先生とお会いする機会がありました。
JETSの全米制覇のストーリーは
広瀬すずさん主演で映画化が決まったそうですね。
僕は、当然JETSのメンバーは
「小さいときからトレーニングを受けている子ばかりなんだろうな」
と勝手に思っていたところ・・・
(以前、先生の講演でも聞いたのですが)
「入部したときは、くるっと回ることもできないような、普通の女の子なんですよ」とのこと。
高1の春は
「はぁ~い」みたいな返事だということで
「はいっ!」と返事をするところからしっかり教えるそうです。
さて、先生が実際に生徒を育てる手法の特徴は2つあって(と思いました)
とても参考になったのでシェアしたいと思います。
1 生徒に任せる
具体的に何をどうやるか、
決めるのは生徒に相談させる場面が多いようです。
先生はメンタルコーチングのような役割。
目的・目標は深く共有するが、
こうしなさい、ああしなさいとは
ほとんど言わないようです。
(それで本心やきもきすることもあるとのことですが・・・)
「自分たちで学び、きっと成長してくれる」
そう信じているんですね。
そして、それを待つ。
これが指導する側に必要なスキルなんだと
改めて感じました。
2 専門家に任せる
実は、五十嵐先生はチアダンスのことを
何も知らないところから指導することになったそうです。
それもあってか、
技術的な指導は、それぞれの専門家を探してきて生徒に教えてもらう、
とのこと。
先生の指導方法をまとめると・・・
精神的な支えになり、成長する環境を整える
勉強の世界でも
そんなサポートができる存在でありたい
と思います。
笠井伸春
追伸
6月は中だるみしやすいと言われる時期ですが、
今週も実りある時間にしていきましょう。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること