新中学2年生、春休みにやるべきこと
ブログFROM 笠井伸春
(家庭教師のオアシス授業風景)
「中学1年の春は400点近くあったのに・・・
今は300点くらいまで下がってしまった!」
「最初の頃から比べて80点も下がった!」
そんな経験はないですか?
「点数の下がり具合におどろいた」という中学生のお家の方は多いです。
でも実は、学力が下がったんじゃなくて、
平均点自体が下がるんです。
つまり、難しくなっているってこと。
だいたい中学1年生の1年間で80点くらいは下がるようになっています。
もし「下がった」と思ったら順位を見てみてください。
順位自体が変わってなければ、
同じようなペースで学習しているってことですね。
でもですね、、、
点数だけじゃありません。
学年が変わる今の時期は特に注意したいことがあります。
これから春休みにかけては弱点克服が優先
というのも、
中学2年生で習う内容は
「1年生の範囲を理解していること」が前提になっています。
学校の授業としては復習はやりません。
なので弱点ができたままだ2年生に進んでいくとあと・・・できない範囲も増えてしまいます。
実際に、よく見るのは、
1年で習った「比例(y=ax)」や「反比例」の理解が不十分だったので、
2年で習う「1次関数(y=ax+b)」の説明を授業でやってもよく理解できない。
3年で習う「2次関数(y=ax^2)」も苦手になってしまう・・・
なので、学年が変わる今の時期は復習に最適。
期末試験が終わったところで、休みたくなる時期ではありますが、
しばらく休んだら計画を立てましょう。
学校では一人ひとりに合わせた課題はでませんよね。
だから弱点克服は自分からやるしかありません。
ぜひ弱点をリストに出して、復習を進めましょう。
弱点を小さくしておけば、
4月からが順調になって学校も楽しくなると思いますよ。
笠井伸春
追伸
もし、弱点克服のために手助けが必要なら1対1の家庭教師がいいですよ。
あなたのお子さんの理解度に合わせて、
必要なところまで戻りながらレッスンしています。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること