受験当日、なんて声をかける?
ブログFROM 笠井伸春
明日から県立入試、今週末は国公立大学の後期日程がはじまります。
受験生のお父さん、お母さん、
受験当日の朝、子どもを送り出すとき、なんて声をかけますか?
「大丈夫」
「なんとかなる」
「がんばって」
・・・
それはどうでしょう、、、
本人にとって進路が決まる人生の一大イベント。
高校入試なら、志望校の一般入試は人生で一回きり。
僕は普段はよく生徒に「大丈夫や」と声をかけますが、
受験直前では言いません。
「大丈夫」って声かけするのは、
定期試験などで思ったように得点できなくて
次の改善につながるように努力してほしいときに言う言葉です。
本人にしたらどうでしょう?
一生に一度の大事な日に「大丈夫」と言われても・・・
「何が『大丈夫なの?』落ちてもいいってこと?」
「『がんばって』て当たり前やし・・・」
って感じるかもしれません。口には出さなくても。
それで受験当日の朝、
家の方がする声かけのおすおすすめは
「楽しんできたらいい」
入試当日大事なのは、いい精神状態でいること。
そこに持っていくにはポジティブ思考でいること。
「楽しんできます」
アスリートがオリンピックの直前で言うのを見たことがありませんか?
あれは、ああやって自分に言い聞かせて
ポジティブになって最高の精神状態をに近づけようとしているんですね。
だから「楽しんできて」くらいが
不安を小さくするのにいい言葉だと思います。
ちなみにずっと勉強を見てきた先生が言うなら、、、
「3ヶ月前は~の問題は全然できんかったからどうなることかと思ったけど、今は見違えるようにできるようになってるね」
のように、具体的に進歩していること、実力がついていることを認識させてあげるのがいいですね。
自信につながります。
一大イベントをぜひ楽しんで
今までやってきたことを発揮していほしいと思います。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること