【中3学力診断テストの捉え方】良くなかったです。志望校を下げた方がいいですか?
ブログ今週、中学3年生は学力診断テストがありました。
「出来が良くなかったです。志望校を下げた方がいいですか?」
というお悩み相談的な話がありました。
これについて僕の答えをシェアしたいと思います。
結論から言うと、
学力診断テストの結果で志望校を変えることはナンセンスだと思います。
え?と思われるかもしれませんね。
「学力診断テスト」なわけだから、それで受験校を決めるべきだ、と。
昔からある意見です。
しかし、学力診断テストだけが特別なものではありません。確認テストや定期テストも含めて数あるテストの一つです。
例えば、確認テストが一度悪かったからといって、本番のテストの合否に影響しますか?
しませんね。
僕は多くの生徒の確認テストや学力診断テスト、福井新聞模擬テストの結果と高校入試の合否のデータをとって分析しています。
当然、誰でも上がり下がりがありますね。ある一度のテストをとってみれば、良い時もあれば悪い結果の時もあります。
学力診断テストでは良かったのに志望校に落ちた子もいれば、悪かったのに受かった子もいます。
高校進学後の成績も同じで、中学の時は平均くらいだったのに、高校では上位に上がっている子もいます。
じゃあ、何が信頼できるのか?
普段からの本番の練習。それを記録した採点結果です。
12月の福井新聞模擬テストも一つのテストとして参考になるでしょう。
志望校の過去問5年分を解いてみて一度も合格点を出せない、直前になってもとれないなら、その時に検討するべきです。
それまでは、テスト結果に一喜一憂するのは、受験生としては意味のないことですよ。本番じゃないんですから。
さらに大事なことを付け加えると、
今から志望校を下げることはオススメしません。
確実に行動量が減るからです。勉強以外で生きていくと決めているならそれでもOKです。
しかし、高校・大学へと進んでいく人生を考えているなら、勉強する習慣を捨てるのはマイナスですね。
中学の勉強は本気の50日間でかなり変わります。
逆転合格はよくあることです。それは偶然とかまぐれではなく、行動の結果です。
冷静に前向きにいきましょう。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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